陰キャラ男子が書く”男ジャニオタあるある”
どうも、Lilyです。こんな名前ですが男性です。
先日あることがありまして、その時に「そうだ、書こう」と思い立ちました。思い立ったが吉日、前置きはほどほどに書いていこうと思います。
男ジャニオタあるある〜!
まぁもう男子なんていう年齢でもないんですけど。この間なにわ男子のデビューが決まったのでノリで使います。おめでとうございます。2Facedが好きです。
さて徒然なるままに書こうと思ったのですが、どんな内容書こうかな〜と思っていくつかピックアップしたところ、結構多かったので◯◯編みたいな感じで分けていこうと思います。リボーンみたいに黒曜編とかそんな感じで。
とりあえずお品書きだけ出しておきます。
・日常生活編
・ライブ編
・ジャニオタカップル編
・ネガティブ編
以上となっております。計4品でお届けいたします。何だろうな、電車とかでだらだら読んで。
あとちなみにこれは統計などまるで取っていない、個人的な意見のものばかりなので「それはあるあるじゃねぇよクソが!」と思った方は推しの幸せをそっと星に祈ってください。
〜日常生活編〜
日常生活を送っていてふと気付いたりすることです。
・重宝される
気分は希少動物です。まぁ今はそんなことないですけど、高校生とかの頃は学校にライブグッズを持っていくだけで「誰担!?」と食い気味に聞かれていました。まぁそこから会話を弾ませる力なんて無いんですけど。まぁこういう会話は男に限らず皆あるか。
・推しとの共通点を探られる
比較されると萎えます。だって俺カッコよくないんだもん。かっこいい人を推している同性っていうだけなんだもん。
でも自然と移るとかはあるのかもしれません。笑い方とかそういうの。それを指摘されると小っ恥ずかしいですね。
しかしちょっと前に「ニノ担なんだ!だから肌白いの?」と言われた時はさすがに
「??????????」とはなりました。鼻がついてるから平野紫耀くんじゃん!ってのと同じよ。
・カラオケでリクエストされる
声高くて歌えません。まぁこればっかりは僕の声帯の問題ですけど。
「あのアルバムのこれ歌える?」と言われて「ま、まぁ、う、歌えるよ、デュフ」と答えると割と歓声が上がります。まぁ歌唱後の地獄の空気は察してください。
これの逆パターンとしてこっちが非常に嬉しいケースがありまして。「さすがにこの曲は知らないか…」と思って何気なく入れた曲を何故か皆知ってるというやつ。嵐の二宮様のソロ曲である虹という楽曲なんか特にそうですね。高校生の時にモテたくて「まぁニノのソロ皆知らないだろうし、ここでバラードぶち込んでおくか!」と思った僕が曲を入れたところ、嵐詳しくない女子が「あ!それニノのやつじゃん!」って言ったんですよ。
「こいつ、スパイか?」とか思ってたんですが、どうやら歌い手の人とかが歌ってるのを聴いて知ったらしくて、本当に頭が上がりませんわ。
・グッズを普段使いしていると女性からジロジロ見られる
これは割とあるあるなんじゃない?僕は関ジャニ∞のJAMというコンサートで売られていた白いキャップをよく被るんですよ。普通にかっこいいし。そうすると電車の中で関ジャニ∞のトートバッグを提げている女性から「もしや…奴は…?」という目を向けられます。まぁ俺も男の人がジャニーズ関連のグッズ持ってたら見るもんね。
・「その人男性人気高いよね〜!」と言われる
知らん。「そうなんだ!」としか返せん。これは俺のコミュ力の低さだけじゃないよね。
・低いパート及びラップパート歌う時重宝される
ジャニーズの曲にはラップパートだったり、女性的に声が出ない低いパートがあったりします。そうなってくるとカラオケで「あ、ここ歌えない…」ってなってちょびっと気まずい空気が流れる。そんなこと、ありませんか!?
そんな時にご紹介したいのがこちらァ!中1の声変わりからずっと声低いままの男、Lily!
前にあったのが関ジャニのTokyoholicのラスサビ前です。大倉さんのめっちゃ声低い渋いパートがあるんですけども、そこが声出ないというSOSを受けてすかさずマイクを手に取ります。するとどうでしょう。普通に僕も声低いからまぁ歌える。場も繋がって最高!
まぁつまり高い声は出ないという意味です。
〜ライブ編〜
ワクワク!でも人一倍そわそわ!
・開場前は好奇の目にさらされる
何番ゲート前に待機列とかできるじゃないですか。それこそドームを引きの絵で写真撮りたいとかもあります。つまり開場前の会場周辺は女性で埋め尽くされるわけですね。そうなってくるとポツンと佇む男は目立ちます。これは俺の気にしすぎなのかもしれんけど、でも皆一度は見ない?多分それって「うわ、男やで…きっしょいのお…」ではなくて「あいつ誰担なんだろう?」っていう疑問からくるものだと思いますけど。きっとそうだと思いたいんですけど。
・可愛い場面でどんな声を出せばいいのか分からない
これを分かってくれる人とは生涯の友になれそうです。一緒に鳥貴族行こう。
本編だけじゃなくMC中でもそうですけど、メンバーの可愛らしい一面が抜かれたり、後はキュンとくるセリフだったりウインクだったり、要はメンバー側から来る「沸かし」の対応です。
女性だったら「キャー!」っていう黄色い歓声を出せるじゃないですか。しかし男はどうですか、もしそんな声を出せばその周りは一瞬でおかまバーです。ひげガールです。
顕著なのは嵐のLove Situationですよ。最後松潤がカメラのアップで「チカヅキタイ…」って囁くところ。あそこは最強のキャーポイントです。さぁこの時に男はどうするか。僕は長年の研究によって1つの手を編み出しました。
それは「ウェーーーーーイ!」って言う。っていうね。日体大?
でもこれ以外浮かばん。だって俺裏声出せないし。
・グッズ買うと「誰担ですか?」と聞かれる
書いてて思ったけどあんまねぇわこれ。うちわ注文したら分かるだろ。
・父親への優しい対応
僕は奥さんはおろか彼女もいないんですが、これはよく見かけるんですね。
というのも昨今のライブはペンライトを自動で制御したりします。すげぇ。未来じゃん。その設定をするために会場に入ると馬鹿でかいスクリーンに操作方法的なのが映し出されるんです。
もちろんライブスタッフも周ってますし、分かってなさそうな態度を取っているとシュババ!と駆けつけてくれるのですが、如何せん人が多い。そうなってくると僕の父親(大野智担)は困惑です。暗い棒を持って右往左往。路地裏だったら不審者です。
そこで手を差し伸べてくれるのが隣に座った女性の皆さん!何なら前の席に座ってる方とかも教えてくれる。クソ優しい。マジでありがたい。
・可愛い服装はできないから参戦する時服悩む
ライブ当日になると一目見て分かりますよね。当日丸ノ内線に乗り込むと「あの人もあの人も行くんだ」ってわかります。それは服装ですよね。
やっぱり多いのは推しのメンバーカラーを取り入れた服装です。赤だったら赤いスカートとか。参戦服決めるのも楽しかったりしますよね。まぁ俺は楽しくねぇけど。
だって考えてみてくださいよ。僕の推しは二宮様なんですよ。ニノ様。あの人のメンバーカラーは黄色なんですね。となってくると黄色い服が必要になるんですけど、これがまぁ似合わない。
黄色のパンツなんて履いたらそれはもうダンディ坂野です。ゲッツ。何も手に入れられてないですけど。
だから大概ライブTシャツだけになります。でもそれ以外身に付ける物がないので「ああ、連れて来られた人なんだな」という同情の目を頂く機会も多いです。どうしようもねぇ。
・男子トイレどこ!?
どこだよ!!!!!!!!!!!!漏れるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱり言っても男性アイドルですから、ファンの性別で多いのは女性ですよね。そうなってくると女子トイレをいつも以上に確保しないといけません。となってくると男子トイレが犠牲になります。まぁこればっかりは仕方ない。だって多いんだから。
でもどこだよ!!!!!!!!!!!
あまりにもグルグル周りすぎて飲み物買って席戻ったことありますからね。本末転倒。
・ファンサを貰いやすい?
こればっかりは女性目線の意見も欲しいところですね。そんな意見を募る場所も人もいないんですけど。陽園(ぴえん)。
しかし逆の立場で考えてみたときに目が行くのは仕方ないのかなとは思いました。というのも僕は以前関ジャニ∞のジャムというコンサートに足を運んだ際、一塁側スタンド最前で推しの横山裕様が目の前を通ったんですね。この機会を逃してなるものかと将軍みたいな意気込みで叫んだところ、あらなんと!指差してくれた〜湧いた〜〜ティファール〜〜〜
で、その後に思ったんです。普段メンバーってコンサートだと「キャー!」っていう黄色い歓声に慣れているじゃないですか。だからその中に野太い声で「ヨコ〜!」という叫び声があったら「??」ってなるよねそりゃ。なので女性の皆さん、貪欲にファンサを獲りたい時は声を低くしてみるのもいいかもしれません。秋川雅史みたいに。
・同じ男ジャニオタと目が合うと強者同士のように会釈する
これはあくまでも僕の体験談なので全員がそうってわけじゃないですけど、これ何回かあるんですよ。
というのも僕は三度の飯よりタバコが好き(それは無い)な喫煙者で、コンサート前とかは必ず一服します。東京ドームの中の喫煙所ね。ガラス張りのところ。あそこで一服して気持ちを落ち着かせてから「ッシャ!!!!!!」と気合いを入れるわけです。煙で円陣組むと思えばいいです。
もちろん女性の方もいらっしゃいますが、やはり男性が多い。しかもその中のほとんどが「おじさん、連れて来られたヨ!」感満載の人。ですがたまに、いやそこそこガチの男オタも混じっています。
僕が体験したのは嵐の「untitled」というライブです。席ついてペンライト確認して双眼鏡の見え具合を確認して飲み物とりやすい位置に置いて、さぁ一服すんべ!と思って喫煙所へ。気持ち良く赤LARKのロングを吹かしていたところ、隣に男性が。
一歩ずれて「あっしがここを占領しててすいやせん」的な感じでその男性を見ると、ゴリゴリに嵐オタでした。服装もさることながら手に持っていた携帯ケースは嵐のロゴをプリントしまくった明らかなDIY。これにはヒロミも松本伊代を蔑ろにして喜ぶでしょう。そんなケースを見てから男性を見て、2人はそこで会釈を交わしました。ちなみにLove so sweetはかかりません。
仮に会釈なんかしなくても男オタは心の中で全員
「お前ら、盛り上がろうな…!」
とテレパシーで会話しています。斉木楠男です。
・コールアンドレスポンスの暖かさ
おそらくですがこれが一番「男ジャニオタでよかった…」と思える瞬間です。
ライブが進んでいく中、割と冒頭の方でコールアンドレスポンスというか、メンバーの挨拶的なものがあります。簡単に嵐を例に出してみますね。
松本潤「俺ら5人で◯万人幸せにしてやるよ、最後までついてこい!」
二宮和也「いらっしゃいませー!」
相葉雅紀「ねぇ盛り上がってんのー?熱くなろうぜ!」
大野智「はーい!今日は◯◯祭りでぃ!」
櫻井翔「調子はどうだ〇〇〜!上の方調子はどうだ!」
って感じ。最後が翔くんで、そのまま嵐!嵐!ってコールアンドレスポンスをする。そんな流れですね。
何が言いたいのかと言いいますと、この翔くんパート。数年前からこの煽りの場所で男女別に調子を聞いてくれるようになったんですよ。ありがてぇ。
その時に翔くんは「野郎ども!調子はどうだ!」と、オラオラで煽ってくるんですね。そうすると男オタは「負けてられっかよ…」と対鳳仙戦の時生みたいに奮い立って思いっきり叫び散らします。鼓膜とドームを破壊する気持ちで。
するとどうですか。何と周りにいる女性ファンが皆男ジャニオタに拍手を送るわけですよ!
あったけぇよまじで。やっぱりどこか疎外感があるのは否めないじゃないですか。そこを優しく受け入れてくれる。本当に嬉しい。
そしてこれはもちろん嵐に限った話ではなく、他のグループの煽りにも見られますね。時代と共に増えていく男オタを置いていかないグループと女性ファン、本当に頭が上がりません。あの時にいただく拍手はマジでエヴァの最終回よりもあったかい。
〜ジャニオタカップル編〜
同じ趣味同士だからこそもっと親密な関係に!(俺彼女いねぇけど)
・グッズ代行は余裕
こんなもん屁のツッパリもいらんですよ。彼女のためなら余裕です。
僕は過去にお付き合いしていた強火ジャニオタ彼女に頼まれてカウコンのうちわ代行をしました。その時期は実家に帰省しないといけないんだよね。
正直長蛇の列を舐め腐っていたせいか7時間極寒の空の下で並び続けましたけど、これで彼女が喜ぶなら!と思ったら多分24時間はいけますね、凍傷も気付かないくらい。傷はついてるけどな!ヘッ!!
・彼女がハマってるグループにハマる
これはあるあるでしょ。ジャニオタ以外にも当てはまるとは思いますが、そもそも男側もジャニーズ好きだという前提での話です。つまり「俺もう、他に好きなグループいるからっ!」ってなってても彼女の影響で「やっぱりちゅき💓」ってなって掛け持ちしちゃうみたいな。これはもう逃れられないよね。
僕自身今SixTONESめっちゃ好きなんですけど、知ったきっかけは彼女と見ていた少クラで「高地くんかっこい〜!」って言っている隣でジャポニカスタイル聞いてたんすよ。まだYouTubeチャンネルの開設すら無い時期。
それまでは「あー聞いたことあるよ」くらいだったんです。でも別にメンバーの名前全員言えるし書けるし何曲か歌えるし、みたいな。沼落ち半歩手前みたいな。そこから彼女が可愛い顔して背中を押すわけですね。そうしたらもう逃れられない。シュワちゃん。彼女に親指を立てて沼落ち完了です。こういうのは日頃一緒にいる時間が長い恋人ならではですよね。
・そういう時にポスターの誰かと目が合って気まずい
はい、下ネタが大の苦手だというそこのあなたは少しの間だけ細目でスクロールしてください。「あの看板なんて書いてある?」みたいな目で見てください。
まぁセ◯クスですわ。そりゃするわな恋人なんだから。彼女の家で夜2人っきりってなったらそれをする確率は上がりますよ。
まぁベッドの上でもぞもぞするわけですが、様々なやり方があるじゃないですか。何で例えたらいいんだろうね。プロレスの技?失礼か。
男が下、女性が上のヤツあるじゃないですか。あれをしている時にふと壁を見るとジャニーズがクッソキメた顔でこっちを見ているわけです。
もうあれマジで気まずい。別にジャニーズ知らなかったらポスターが目に入ってもスルーできるとは思いますけど、ジャニオタはなんか気まずい。まだこっちが必死に腰を動かしているならまだしも、相手に委ねている時なんかはもう最悪です。別に彼女が悪いのではなくてあくまでもこっちの問題ですからね。いいムードになってキスする前に「ポスター、剥がそっか…。」とか言わないから。電気消すノリで言わないから。
これは本当に男ジャニオタだからこそ共感してくれる人いると思うんですよね。そういう時どうしてる?俺数年前の夜なんかロン毛時代のヒナに八重歯見せられながら腰振ってたわ。あの八重歯の輝きは二度と忘れない。
・彼女の推し脱退後の絶望的な空気
これマジでやばい。本当に空気が死んでます。別れ話なんてしてないのに別れる直前みたいな空気。喧嘩してないのに喧嘩後みたいな雰囲気。本当にこの世の終わりです。
まぁもちろんのことながら彼がいたグループの曲は流せない、歌えない、彼の名前もグループ名も話題に出せない。ドライブデートする時にガンガンにジャニーズの曲をかけたいわけなんですが、そのプレイリストを変更しないといけません。これがまぁ大変。200曲くらい排除せんといかん。
1回本当に困ったのが、推し脱退が公式発表された後に彼女と僕の家族とでご飯を食べることになったわけです。いやヤバいって。
幸い彼女は僕の親の前ということもあってか気丈に振る舞ってくれたわけなんですけど、もしかしたら「〇〇ちゃん、〇〇(推し)が好きなんだよな?脱退するんだってー?」っていう不躾な発言をぶちかましてしまったら空気はより最悪になります。死んじゃうって。
なのでその夕飯の前、僕は親に「頼むから〇〇の名前は出さないでくれ…!」って頼み込みました。さすがに分かってくれたのか一度も脱退に関する話題は出ませんでしたが、もうドキドキハラハラでした。なのでここで男ジャニオタから一言だけ言わせてください。
推し、辞めないでくれ。
・アイドル雑誌を読んで彼女の推しの情報を得る
これ俺だけかなぁ。DuetとかPOTATO、WiNK UPにポポロとMyojo。ジャニーズタレントが連載を持ってたりする雑誌を読んで「ああ、あの人今こんな感じなんだ!」と情報を得るわけです。
これって何がいいのかって、デートしてる時に推しの話になるじゃないですか。そこで彼女が自分の推しについて語っている時に「そういえば◯◯くんってコンサートの演出自分で考えたんだってね!」と、雑誌のインタビュー(クソ小さい字。付録で老眼鏡つけて。)で得た知識を披露するんです。
すると彼女は「え!よく知ってるね!そうなのあのコンサートは…」と熱弁を始めます。僕好きな女の子が好きなことについて語っている姿見るの好きなんですよ。「よっぽどそれが好きなんだなぁ、可愛い奴め!」って思うので、逐一そういった情報を仕入れるわけです。
そして極稀に、この情報が彼女を追い抜くことがあるんです。例えば「〇〇くん今度舞台やるから髪染めたらしいよ。」と言うと「え!嘘!舞台やるのは知ってたけど…何色!?何色!?」というリアクションが返ってきたりします。なんと先回りして推しの尊い情報を与えることができるようになるわけですね、素晴らしいじゃないか。
まぁでも、もうあの日は帰ってこないけどさ。
雑誌関連でいうとジャニオタの方が書くエッセイ的なやつも買ってましたね。彼女が「このエッセイ読みたいんだけど、どこにも売ってないんだよね〜」と嘆いていたので、あちこちの書店を駆け回ってようやく見つけ、一人暮らしをしている彼女の家のポストにぶち込んでおきました。爆弾みたいな言い方ァ。
・彼女の推しのソロ曲を覚える
カラオケで歌いたくなるわけです。こっそりアルバム買って密かに覚えて、何気なくカラオケ行ってその曲を入れると。すると彼女は「え、これ私が歌うの?」と困惑しますが、推しのソロ曲なのですぐにマイクを持ちます。しかしそこで僕がカットイン。汚物が通ります。僕が歌うわけですね。
となってくると歌唱後は
女「えーなんで知ってるの!?」
男「いや、実はアルバム買ったんだ。」
女「え!言ったら貸したのに!」
男「大丈夫、◯◯ちゃんが持ってない初回限定盤Bだから。」
女「嘘!貸して!ボーナストラック聴きたい!」
といった会話が生まれるわけですよ。素晴らしいオタ循環。
・夜更かしのお供は録画した少クラ
これも俺だけなのかなぁ。夜お酒飲みながらのんびりしよ〜っていう時必ず少クラだったんですよ。それこそ彼女が高校生の時に録画したやつを持ってきてそれを見るとか。僕はそこでSixTONESを知ったくらいなので。
そうやって過去の映像を遡ることでオタクの知識を得ることができる、最高じゃぁないか。
・彼女が行くライブやイベントの送迎
これ今思ったけど俺何してんねん。キャバクラのボーイの求人情報みたいやん。
まぁ実例がありまして、彼女は推しの本出版記念イベントみたいなやつに行くことになったわけですね。いいことやんな。しかしそのイベント場所がちょっと遠くて電車賃かかってまうで!みたいな感じだったので、僕が車を出して彼女を送りました。
ええ、何が問題ってこの後暇なんですよ。イベントが終わるまで待機。じゃあ何をしているのか。
答えは簡単です。ドライブです。
まぁそりゃそうだよな。コンビニの駐車場で待機できるけど迷惑になるし、路上駐車もできない。だからこそただ走り回るしかないと。幸い僕は運転が大大大好きなので永遠に走れるわけですが、何かおかずが欲しいですよね。ずっと白米はきつい。しかし僕はダッシュボードにいつも関ジャニ、嵐などのDVDを選抜して入れているのでそれをディスクに差し込んでライブ音源を聴きながらドライブ。嵐のDRIVEが流れた時は激アツでしたね。
そしてイベントが終了して彼女をピックアップ、その後ショッピングモールへ向かう車中はイベントの感想をひたすらにぶちまけてもらうと。「ここがすごいかっこよくて最高だった!」「あんなエピソード聞けるなんて貴重!」って語りまくる彼女の姿がまぁ可愛いこと!
まぁでも、もうあの日は帰ってこないけどさ。
・彼女がジャニオタで嫉妬しないの?と聞かれる。
これはよく非ジャニオタから聞かれますね。「〇〇くんのことが大好き!」って彼女が言ってるの聞いて嫉妬しない?的な。
いやいや、これは声を大にして言いたい。
俺の方が〇〇くんのこと大好きだからな!!!!!!!!!!
趣味も出身地も好きな食べ物も知ってんだぞこちとら。ていうかそれに嫉妬してたらもう付き合えねぇよ。付き合う前段階で終わるよ。リタイア。
多分そういう嫉妬って「いやいや、俺と付き合ってんのに他の男に好きとか言わんで?」ってヤツだと思いますけど、もう仕方なくねぇかこれ。だってジャニーズなんて俺よりかっこいいのは大前提だもん。嫉妬したところで俺がバチクソイケメンになることはないので、嫉妬するだけ無意味です。整形してェ。
〜ネガティブ編〜
男ジャニオタだからこそネガティブな気持ちになること、あるんです。
・女ウケ狙ってる?と言われる
これは殴りたくなるやつですね。というのも今回のブログを書き始めたのもこれがきっかけなんすわ。以前質問箱にこんな匿名質問が届いたんです。
「話題作りのために、ジャニーズにハマったフリしてる?」
は?どつくぞ。
こちとら小学4年から嵐のファンクラブ入って色々なジャニーズチェックしてコンサートも行ってんだぞ!ボゲェ!!っていう怒りを燃料にもう8000字も書き殴っております。俺の怒りは8000字。こう見ると少ないね。
でもこれよく言われるんですよ。中学生の時にも嵐好き女子から「ねぇ、ジャニーズ好きな女の子にモテたくてジャニーズにハマったの?」と言われたことがありまして。危うく上段回し蹴りをかましそうになった当時の僕はどうにか怒りを押し殺しながら
「じゃあ俺と、嵐の曲どれだけ書き出せるか勝負しようぜ。」
と持ちかけました。タイマンです。お互いがノートに書き殴っていく中、その女子は割と早い段階で書き終えていました。しかし僕はカップリング曲をずらずらと。対あり。5ページに渡って書きまくった曲の一覧を見せつけて黙らせてやりました。ボゲェ。
マジで女ウケだと思って絡まんといてくれ。バリバリのオタクだぞ。
・高確率で出会い厨だと思われる
日頃の行い?ざけんな。
もちろんそういう男はいます。そういうバカね。そういうクズのせいでこっちが迷惑しとんのじゃ。俺はただ皆とジャニーズについて語り合いたいだけなのに「いや、男の人は…笑」って言われた時の気持ち考えたことあんのか。そんなに出会いたいならタップルでもインストールしとけ。
一番辛いなーと思ったのはオフ会ですね。
高校生の時にネットで仲良くなった女子から「アラオケしようよ!」と誘われました。嵐縛りってやつですね。僕はジャニオタだけでカラオケっていうの行ったことがなかったのでめちゃくちゃウキウキ。これはもうカップリング歌いまくり!ソロもバンバン歌えますやん!「これ何の曲?」っていう冷めた視線を向けられなくていい!と思ってアラオケに参加する予定の『誰でも大歓迎!アラオケオフ会!』という名のLINEグループに入会。メンバーはワシを含めて10人ほど。そもそも10人でカラオケすら行ったことなかったのでマジでワクワクが止まりませんでした。ゴロリも簡単に従えられる。
しかし僕が入会してから数十分後、グループに動きがありました。
「男性の方?」
まぁその時にはもう「アーレレー?オッカシィゾー?」という心の中のコナンくんがメガネをクイッとさせたわけなんですけど、一応それを押し殺して「はい!」と答えました。
するとどうでしょう。続々と人が抜けていきよる。退会退会退会。ほとんどが何も言わず抜けていく中で1人の女子が「男の人はちょっと…」とだけ言い残し、去っていきました。
その結果あまりにも人数が減りすぎて3人だけになったLINEグループ。主催者から切なそうな文章でオフ会の中止が宣言された時、さすがに凹みました。いやいや待ってくれよ。いくら出会い厨だったとしても女子9人は捌けないだろ。ホストみたいに話振れないよ俺。そんなの出来るの往年の司会者くらいでしょ。「〇〇さんはどう思ったー?」的な。
ここで言っておきたいのは、怒りの矛先は女性じゃないということです。何に怒ってるかって出会い厨の男だよ。こいつらのせいで純粋な気持ちでオフ会に参加したい俺が凹むんじゃ。本当にタップル入れてくれ。
・自己嫌悪
これはブサイクに生まれた僕のせいです。
最近では公式YouTubeだったりと色々な媒体で堪能できるジャニーズですが、どれも共通してこのご時世画面越しじゃないですか。
僕はよく休日になると深夜お酒を飲みながらライブDVDを見たりするんです。ペンライトの代わりにレモンサワーを振ります。
そして本編終了。いやーニノかっこよすぎだべ〜!とか思いながら真っ暗になった画面を見るとそこにはキショい顔でニヤニヤする成人男性の姿が………
これよくあるんすわ。例えばMC中、メンバー同士がイチャイチャしているとします。その時に画面が切り替わって客席の暗いところを映した時、そこに反射するニヤニヤしたキショい顔。マジでブサイクなのやめてほしいわ、俺。
そこでどんどん自己嫌悪に陥るわけです。
「男同士のイチャイチャを見てニヤニヤする俺って…」
って感じで。本当にイケメンで生まれたかった。
・街中でグッズを持っている女性を見た時に「あんまり見ちゃいけない」って思う
グッズを普段使いする人多いじゃないですか。たまに街中で見かけるわけですよ。「あれJaponismのバッグやん!」みたいな。
でもそうなった時にあんまり見ちゃいけない気がするんです。
だってそれって女性をジロジロ見てる思われそうじゃないですか。俺が見てるのはグッズだけど相手からすれば「あの人私のことめっちゃ見てる…」って思うかもしれません。感じ方は人それぞれですから。
なので変質者になりたくない僕は一度だけグッズを見てからすぐに視線をそらして「うわ、あの人誰担なんだろ…青い服着てたからメンカラ青、いやでもあの落ち着いた雰囲気は…」という妄想に耽ります。こっちの方が変質者ってか、やかましいわ。
・男ジャニオタはどう思われたい?
最後に。
結局あーだこーだ言ってるけど、最終的にお前はどう思われたいんだクソボケと感じた方に一言だけ。
正直何も無いです。
いやねぇのかよ。
まぁ無理な話だと思ったんですよね。男ジャニオタはこうだから分かってくれ!頼む!って言っても無理なもんは無理じゃん。なので頭の片隅に置いておくだけで結構です。なんかキレてる言い方みたいだけどさ。
だって皆街中でサラリーマンを見かけて「あ、男サラリーマンだ!保険会社?いやIT系かも!」って思わないじゃん。確かに男アイドルの現場に男オタっていうのは物珍しさは有るでしょうけど、本当に感覚で言うと「あ、黒猫だ。」くらいでお願いしたいです。
ということで散々書き殴ってきたので最後の最後に堂々と宣伝をぶちかましたいと思います。
「普通って何?」
精神的に悩みを抱え続けていた北川愛梨は高校の友人に誘われ、大学一年の春にある舞台を見た。
そこで出会った舞台女優の長谷桜は宝石のような目に尖った唇をしていた。
年はさほど変わらないであろう彼女に憧れを抱いた北川だったが、実は長谷桜は同じ大学に通っていることを知る。
そして北川は長谷桜がその胸の内に抱えていた強大な秘密を知ることとなる。
教室で出会った奇妙な関係性の大学生2人は、恋に破れ、誰にも言えない悩みを抱え、時にはぶつかり合いながら慰め合い、みっともなく成長していく。
新たな”友達”の形を描いたリアルなヒューマンドラマ。
という小説をエブリスタで公開いたしました。誰でも無料で読めちゃうので是非!
以上Lilyでした。あざした。
SixTONESのLifetimeを聴いて天に召された成人男性
どうも、朝は食べない派のLilyです。こんな名前ですが一応男性という性別をやっています。
そんな朝は食べない派の僕も苺朝食の興奮が冷めやらぬ中、また新たなMVがドロップされました。もう情報過多。家系バリバリ。
それがこちら。
"「一筋の光、世界に祝福を」
出光興産CMソング
ファーストアルバム「1ST」収録
荘厳な雰囲気の中、静かに歌い上げるSixTONES。
今回も完全ワンカットで撮影された、珠玉のバラードを是非ご覧ください。”
はい、1STというアルバムに収録されているこの曲のMVです。
夜お酒を飲みながら「新MVやんけ見なアカン!」と思ってレモンサワーを片手に視聴したところ
天に召された思いになりました。
そんなこのMVの魅力、勝手な自己満で書き殴っていこうと思います。これを読んでいる方は一度瞑想をしてから続きを読んでくださいね。いらねぇか。
1.”全員”への歌
こういった壮大なバラードって、歌詞の捉え方が人それぞれだと思うんですね。
RAM-PAM-PAMだったらビートにのって騒ごうぜ!とかすぐに理解できたりしますが、これはいわば抽象的な歌詞というか、その人その人で受け取り方がだいぶ違ってきます。
だからこそこの曲は、”全員”への歌だと思うんですね。
・現在恋をしている人
・現在頑張っている人
・現在苦しんでいる人
・彼らのファンである人々
ざっと挙げてみてもこんなにも対象の幅が広い。
まず何と言っても注目したいのが、一番下のSixTONESですよ。
この曲はおそらくSixTONESの歴史も表しているんじゃないかなと思うんですね。
2012年から放送された私立バカレア高校というドラマから始まった6人としての形。
まだ寄せ集めだったからこそ、円になって6人全員が向かい合う形。理解していくためには膝を突き合わせないといけません。
しかしバカレアが終わり、6人で揃う機会が減ってきた彼ら。
このままもう揃わないんじゃないか。何回かあったとしてもそれ以降は続かないんじゃないか。そんな不安を誰もが抱えていたと思います。
ただ、ジェシーが「やっぱり6人でやりたい。」と言い、再び彼らは集まります。
さらにここの歌詞が相まって余計に切ない。
With you right here,Everything is alright
(一緒にいよう、何もかもうまくいく。)
俺らなら大丈夫だから、また一緒になろうよ。そんなジェシーの懇願している感じというか、彼の一声と希望がなければ彼らが再び引き合うことは無かったんだなぁと思います。
今度は円ではなく、横一列。無理に膝を付き合わさなくても、もうお互いがお互いを理解し合っているからこそ、横一列。
そしてここで降る花びらは、デビューを祝福しているんじゃないかなと。
無理に理解しようとして、最初は離れて、だけどまた集まって、今度は寄せ集めではなくチームとして、横一列になって進んで行く。
そして今度は慎太郎から順に教会を出て行く。
これは僕が思うに、”どこに行っても、行き着く場所はSixTONESである。”ということを示唆しているんじゃないかなと。
そして5人が先に出て行くのは「分かっているから」なんじゃないかと。
もう離れないから、もうこの6人でうまくいくことは分かっているから、グループだけじゃなくソロの活動が目立ってきても最終的に帰る場所はSixTONESであり、そこでファンに恩返しをするという…
まぁラフに言えば「いちいち言わんでええわ、分かっとるわ!俺らならうまくいくわい!」っていう信頼関係が見える気もします。
そしてジェシーはまた1人になります。
ただここは、冒頭と同じ歌詞を同じ人が歌っているにも関わらずまるで意味合いが違うんじゃないかなと思うんですね。
Don’t be scared,Take my hand
I’ll hold you down to the end
(怖がらなくていい、僕の手を取って。
最後まで君を守ってあげる。)
冒頭のこの歌詞は、ジェシーからSixTONESのメンバーに言ったものなんじゃないかなと。
不安だらけかもしれない、この先に華々しい生活が待っているなんて分からない。だけど俺たちなら上手く行く気がする。
そんなあやふやな希望から始まっていくのではないかと。
そして最後のジェシーのパート。
Don’t be scared,Take my hand
I’ll hold you down to the end
(怖がらなくていい、僕の手を取って。
最後まで君を守ってあげる。)
最後のここの部分は、ファンに向けて言っているんじゃないかなと。
デビューを果たし、今はドラマや舞台、バラエティー番組でも多方面で活躍する彼ら。輝く場所が各々違ったとしても帰ってくる場所はSixTONESである。
だから、もう離れ離れになることはないから、「怖がらなくていいよ。」と言ってくれているんじゃないかなと思うんですね。
永遠って無いじゃないですか。
「ずっとこのメンバーでいてほしい!」
「ずっとこのグループでいてほしい!」
ってファンなら誰もがそう思いますが、非情にもそれが叶うことってほぼないというか。いずれは終わりが来てしまうものです。
つまり我々ファンが思う「永遠」っていうのは、あくまでも「自分が生きている間」だと思うんです。これはワガママだけど仕方がないというか。「俺が応援してる時はずっとそれでいてくれよな!」みたいな、人間臭い感じだと思うんですよ。
しかしメンバーも人間です。
いつか夢ができたり、もしかしたらメンバー間ですれ違ったり、様々な理由でメンバーが脱退したり、グループが活動休止や解散してしまうこともあります。
だからファンは怖いんです。いつか去ってしまうんじゃないか、いつか離れ離れになるんじゃないか。僕もそんな思いをしましたよ。ずっとあるものだと思ってたグループが華々しく活動休止をして、リアルに目眩がしました。
そのグループのある曲のとある歌詞が個人的に刺さったんですね。
「きっと永遠じゃないから眩しく輝いた」
いつか終わってしまうから、その分眩く輝いていこう。これがグループ、アイドルや自分の好きなコンテンツを推す上で重要になってくるんだなぁと改めて気付かされました。
そんな不安と希望に満ちた推し生活だと思うんですよ我々って。
だからこそ
「怖がらなくていい、僕の手を取って。最後まで君を守ってあげる。」
というのは、誰かを応援する恐ろしさを和らげてくれたように感じました。
アイドルとしての歴史、姿勢を表す名曲だと思います。真面目に書いたね。
2.教会である意味
MVのロケ地は結婚式場で使われるセレス高田馬場という場所らしいです。羨ましいですね、僕は生涯結婚しないと思うので。
まぁ言ってしまえば教会ですよ。ウェディングチャペルっていうんですか?無縁の言葉すぎて打つのに2分かかったわ。胸がギュゥウゥン。
そんなことはどうでもよくて、教会である意味が何なのかということなんですよ。結婚ソングにしては壮大すぎるよな…と思いますよね。しかしこの曲のMVは教会じゃないといけない理由があるといいますか。まぁ僕が勝手に思ってることなんで「いやたまたま空いてたからw」って理由かもしれませんがね。
「疲れた者、重荷を背負う者は、誰でも私の元に来なさい。休ませてあげよう。」
これは2000年前、イスラエルでイエスキリストが人々に語りかけたセリフです。
そもそも教会って何やねんボケという方に説明しますと、イエスってもうむちゃくちゃ心が広い人なんですよ。
彼の考えは
「神様って俺らの親父やねん、親父だから俺らが苦しんでたら一緒に苦しんでくれんねん。そんでもって神様が親父ということは、俺らは兄弟っていうことやねん。どんなに遠く離れていても、どんな悪さをしていたり差別を受けていたりしても、我々は皆神の子供で、俺ら全員兄弟や!せやから不安にならんといてや!」
みたいな感じです。これをイエスは色々なところでこれを言って、それが嬉しくて皆イエスの考えに賛同したんすよね。
ただ一部のユダヤの社会的、宗教的指導者たちから反感を買い、イエスは処刑されてしまいます。
彼が亡くなってから3日後、墓にいるはずのイエスの遺体が突如として消え、排斥されて過ごしていたイエスの弟子たちの所にフラーっと現れるんですよ。「おひさー」みたいな感じで。そこでイエスは弟子たちと飯食っては教えを説いてっていう日々を送ります。これをキリスト教では「復活」っていうんですね。
やがて復活してから40日後、「ぼちぼち天に行かなあかんわ」と言って彼が消えた後、弟子たちは様々な人々にこの事を話したんです。それを聞いて「おおほんまか、それはすごいなぁ。」とイエスを信じ、人々が集まりました。
それを「教会」と呼びます。
僕最初にこの曲を全員への歌と言って、箇条書きにしましたよね。
・現在恋をしている人
・現在頑張っている人
・現在苦しんでいる人
この3つ、これって地球上のほぼ全員じゃないですか。
イエスって人、全部受け入れてくれるんですよ。
聖書には「私たちすべての人が罪を犯し、悪い行いに身を委ねた。」と書かれており、つまりは俺らって全員罪人で、誰かに救ってもらわないといけないわけよ。万引きしたらお母さん来てくれて謝ってくれるみたいなやつ。違ったらごめん。
ただイエスはんは俺らの罪を全部かばってくれて死んだわけ。イエスはそのために生まれてきたというわけ。
つまりイエスは「全てを受け入れてくれる」存在であり、それを語るコミュニティーが教会というわけです。
よく聞くじゃん。懺悔って。「俺こんなことしたんや…許して…」って教会で言って許されて貰うってやつ。あれよ。
つまりこの曲のMVが教会で撮られたということは、今我々が後悔していたり許してもらいたいことを全て受け入れてくれる、全員に「大丈夫だよ。」と寄り添ってくれる、っていう意味の曲なんじゃないかなと推測できるわけですね。
あーカトリック系の幼稚園通っててよかった。よく主我れを愛す〜って歌ってたし。まだガキンチョだった僕はその当時「シュワレってアイスがあるのか、うまそうだな!」とか思ってましたけど。今ようやくその時の教えが役に立った気がしますわ。サンキュー、イエス。
3.かっこよ
はい、ここまでは真面目にこの曲について考えてきましたが、そろそろ考えるのはやめてアホになろうと思います。ビバ、3の倍数。
なんだこのフェイスライン!!!!!!!!!!!対抗できんやん!!!バ、バーカバーカ!!!!!!!これしか言えんわ!!!!!!!!!
こんな細い喉からあんな透き通った歌声とAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!って笑い声が出るんだから、声帯ってすごいよな。
ピィッィイィッィィィィィィィィッィィアッス!!!!!!!!!!!!!(訳:慎太郎くんピアス似合っててかっこいい!)
あと改めて思ったんですけど、彼歌上手すぎませんか?甘い声だな〜とは思ってたけどこの曲のここ、むっちゃ切ない。自分の歌声が好きじゃないとか言ってるけどビビるほどうまいやん。ガタイ良くて天然な雰囲気もあるのに、いざ歌ったら横に広がる清流みたいに透き通ってる。すごいよ。
はい、ここはもう坊ちゃんの真骨頂よ。
歌上手い人なんて意外にも多いですが、彼のように腹からでも喉からでもない、全身を使った歌声っていうのは限られてくると思います。知らんけど。彼はまさに全身を駆使して声を出している気がするので、だからこそ音程の幅も広いし、声が綺麗な曲線を描いているように聞こえるんですよね。スンバラスィ。
はい!!!!ここ僕のお気に入りポイント!!!!!!歌いながらジャケット閉めちゃうのこの子!!!!!!寒いんでしょうか!!!!!!!
しかしボタンを留めることはなく、ふわっとしてる。ああ…こういう所作がたまらんのよ彼…
高地って良い意味で歌声のバランサーというか。声量もあるし歌声も透き通ってて綺麗なんだけど、そのスキルを持っているからこそグループの歌声を綺麗にバランス整えてくれる気がします。あとかっこいいです。何その切ない表情やめてよ。拾いたくなる。あれ、拾えない…なんで……
はい!!今日も推しが大優勝だゾッ!!!!!!
樹ってラップのイメージが強いけど歌声でいうと一番好きなんですよ。推し贔屓だって?うるせぇ。
彼はラップしてる時の声は高級な紙ヤスリって感じで、ざらりとしていても不快感がない低音だと思います。そして歌っている時の声は音色の深いギターなんですね。低くくぐもった音から透き通るような高音まで、意外にも幅広くやってのける。
そして!!顔!!!!!!
アーーーーーッ!!!お客様!お客様!!!当店でそのような良い顔で歌うのはやめていただけませんか!!!!!!!苦しそうに歌う、感情がこもってる!!!スゴクイイ!!!!!!!!この眉間に寄ったしわがもう本当に素晴らしくてやっぱり怖い印象とかあるかもしれないけど感情を込めて歌う時のこの表情が本当に大好きでうんっヒアまじでなお本当にjr偏愛位というbんおっhdッジャr毛j者jなノアにバウr米あるrneairnoabifabeuanarabirjaiファラan未来は明るいか〜いwwwwwwwwwwwwwwwwww
Will you marry me?
ここよ…
トゥーズィーエーーーーンド
じゃなくて
トゥーズィーエーッヘェ〜〜〜ンド
って感じ!文字にしたらバカみたいだけど!!分かるでしょ!!!
こんなに清々しい顔で気持ちよく歌ってくれたらもう言うことねぇわ。やっぱこいつ強いわもうダメだ。SixTONES強い。
ハァ…
Amazing!!!!!!ではさ、「お前ら絶対裏切らないから」って言ってた人たちがさ、数年後にオリジナルアルバムの中の曲で「最後まで君を守ってあげる」って言ってんのよ…この経過よ……言葉は違えど思いは変わらないのよ……俺Amazing!!!!!!聞いた時最初「オーマイガー絶対裏切らないから」って言ってるもんだと勘違いして「何に驚いてんねん」とか思ってたけど、違うんよ…彼らは変わらず僕らを支えてくれているのよ……
はい…もう一度貼っとくわもう……全人類3億回は見て………
こんな素晴らしい曲紹介の後に申し訳ねぇんですがね、あたくし樹をモデルにリアル×リアルという恋愛小説を書いたんですよ。えちえちだけど。
結構SixTONES要素も多く詰め込んでいるので是非ということで、また何かMVがドロップされることを願って終わりたいと思います。
他にもSixTONESに関する記事上げているので、そちらも是非。
お相手はクソキモ男でした。
成人男性スト担が主演女優賞を受賞しました。
どうも、演技経験は大学の授業でドラマやった時にカーテンを閉めるモブキャラだけのLilyです。男性であります。
とんでもないものがドロップされましたね。
”「ワンカットで魅せる“大人”SixTONES」
2021年2月17日に発売された4thシングル「僕が僕じゃないみたいだ」収録のディスコチューン
「Strawberry Breakfast」のMusic Videoが完成!
失敗の許されない“完全ワンカット”で撮影された今作Music Videoでは、映画の中へ誘うようなキザなSixTONESが、観ているあなたを“主演女優賞”へエスコートします♪”
ということで「僕が僕じゃないみたいだ」のカップリング曲のMVであります。
元々この楽曲は好きだったので今回MVが上がったということで即見てきましたよ。そうしたらどうなってしまったか。
成人男性の僕が主演女優賞を受賞しました。
その受賞に至った経緯を今回はグダグダ書いていきたいなと思います。
1.ワンカットとキザなSixTONES
ここまでオタクの妄想を掻き立ててくれるコンテンツ、素晴らしいですよね。
今回のMVは全編ワンカット、つまり途中で失敗したら最初から。この緊張感よ。
ジャニーズのワンカットといえば僕だとA.B.C-Zのデビュー曲のMVと、関ジャニクロニクルでマルがやってたワンカットの企画を思い出しますね。
そんな今作、冒頭からメンバーが1人1人、赤いワンピースを着た女性にバラの花束を持ってナンパします。僕だったら1人目でついていきます。
そのナンパもかっこいい…
店に寄りかかっていたジェシーがバラをくるりと回して足を高く上げて
僕の推しである樹はベンチから立ち上がるとおもむろに女性の肩に腕を乗せて慣れた様子で近づき
どこかに電話していたきょもは背中に隠していたバラの匂いを確かめて
高地は大胆にもターンを繰り返して情熱的に
そして多分何か食い終わったであろう慎太郎は女性の肩に手を回し
北斗は何とバラを渡すやいなやキスしようとする。
この六人六色のナンパをワンカットで1人ずつ、そして誰よりもカッコよくキザに渡していく。俺だったら緊張しちゃうもんね。そんな様子を毛程も見せることなく彼らはさらっと成功してみせる。これがジャニーズの実力ですよ。たまらん。
2.意外だったMV
僕は正直初めてこの曲を聴いた時、まぁタイトルも相まって”日常の中で愛する人に感謝、愛を伝える”というような曲だと思っていました。
これは僕だけじゃないと信じたいんですが、こういうカップリングやアルバム曲、要はMVの無い曲を聴きながら頭の中で自分だけのMV作るんですよ。今気持ち悪いって思った方は朝食抜きです。
もちろんこの曲の妄想MVも擦るほど頭の中で巡らせてきました。女性目線でゆっくり起き上がるとメンバーが朝飯作ってたりとかするみたいな、そしてそのままデートに出かけていく、みたいな。まぁ確かにこれを電車の中で1人曲聴きながら妄想してる成人男性は割とキモいかもしれません。でも自重はしません。
なので今回のMVを見て
「アーーーーーーーーーそっち!!!!!!!!!!!でも良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ってなりましたね。期待を良い意味で裏切られました。
3.カッコよすぎ
はい、受賞に至った経緯の中でも最大の理由がこれです。何なんあれ。
カァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えげつねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何だよこれ足上げすぎだろ!!ズボン破けない!!?!?!???!??!?
足がバカみたいに長い彼だからこそ為せる技。魅せるねぇ…………
そして見てこれ!!この樹!!!ナンパして断られてんのにこの笑顔よ!!!!!!!なんで余裕なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お前慣れてんだろ!!!!!!!!!!!!!!!
こんな爽やかな笑顔向けられたら去れんやん…どんなマルチ勧誘でも彼ならいいです。
嗅がれてぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
女性じゃなくてバラになりたい。こんな貴公子に嗅がれたい。あわよくば嗅ぎたい。
そんなショック受けんといてよ…胸がギュゥウゥウンってなるわ…この子犬感というか、どこか母性本能をくすぐるというか。僕に母性があるのかどうかは東京七不思議の1つですが、多分ありますねこれは。
いや慎太郎…
イチゴと牛乳じゃ足りないだろ君は。
そしてこの美しいラインの横顔。前髪、唇、ピアス、輪郭、目、鼻筋、全てがパーフェクト。ルーブル美術館に寄贈します。
そしてこの渡し方よ!!さりげなく渡す感じね!!!!素晴らしい。
嗚呼!!!!!!!!!!!!!!!なにその輪郭!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこに腰掛けたい。
そしてビンタされてしまった北斗を真っ先に慰めるジェシー。ここから三角関係が始まるとかありますかね、そういう世界線。無いなら作ります。白蘭になります僕は。
そしてこの勢揃い!!!!
「こいつ振られたげぇ。」
みたいな会話が繰り広げられていることでしょう。僕はカーペットになってその会話を染み込ませたいです。
Heroineに最高のKissをJust for you
急いで性転換してきます。受取条件が女性ならいくらでもこんな股の棒なんて取っ払います。
ファッ!!!!!!!?????!?!?!????!?!?!??????!??!?
近い
そしてこれよ。多分「お前どうやって振られた?」などの会話がされているはずです。たまらん。
慰めたい。暖かい毛布と暖かい料理を持っていきたい。
Where is his soul?(※彼の魂はどこですか?)
アーーーーーーこういうサングラスの外し方しちゃうのよ彼!!!!ハリウッドやん!!!!!!!!
オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ
なんだこれ少女漫画に出てくる白王子と黒王子やん。結局どっちも選べずに漫画読み終わっても迷うやつやん。ってあなたやん。
My Hometown……俺ん家に来て…………………
そしてここからのラップパート!!!!噴水を背に照明もダイナミック!!!!!!!
このワンカットってどのMVよりもストーリー性があると思ってて、1人の女性に声を掛ける6人の演者、にも関わらずこのラップパートは樹が主体となる。このスイッチングがたまらないんです。大好物です。
そして最後ぎゅっと集まる。この6密。おしくらまんじゅうされたいですね。
オオイ!!!!!!!!なんだよその微笑みは!!!!!主演男優賞だよ僕の推しが!!!!!主演男優賞をあげたいよ!!!!!!!!!!!!!
はい幻影旅団です。ジャニーズの幻影旅団。なんだよこれェ!!!!最初は慰め合いながら歩いてた道を最後はキリッとしながら堂々と歩く。この逆転現象。反転術式。領域展開。
いや、俺の推し(田中樹という意味)やばくない?大優勝じゃん。勝たんやん。
そしてAmaizing!!!!!!の北斗よろしく、飛び跳ねてカメラに接近する貴公子京本大我。何でも買いたくなります。
そしてここの貴公子を見てください。
後ろを一度も見ることなく慎太郎と北斗の間をすり抜け、後ろに立って踊りだす彼。これをワンカットでやっちゃう。終盤も終盤なんでここでぶつかったらたまったもんじゃないもんな。一切不安を感じさせないこの動き、さすがジャニーズ。空間把握能力に長けてるよね。
wow…ジェシーイケメンじゃない?WOWWOW
マジで顔面偏差値が慶應だよな。俺なんて顔面偏差値30もいかないよ。眉毛だけでいいから分けて欲しい。
そして全員が横並びに揃ってからの
わちゃわちゃ。もう絵画やん。
そして閉まっていく幕を追いかける彼ら。ああ、追いかけられたい。彼らが逃走中のハンターだったら残り時間2秒まで追いかけられたいです。そしてあわよくば全員から確保されたい。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!かっこよすぎる!!!!!!!!!!!!!!!もう本当にマジで全員かっこいいのに俺の推しがなんか1人だけウインクしてるから余計に破壊力がもうマジでフォアアバヒhびあfwbりあふびふあ井上bふぁいうるいあれがgrふぁラパパンラパパンラパパンラパパンwwwwwwwwwwwwww
全員がかっこいいのは分かってます。ただ今回ばかりは、推し贔屓をさせてください。
この樹。とどめの一撃。
まさかのウインク!!!!!!
まさか最後の最後に王道なウインクかましてくるとは思わんやん。ていうか改めてなんなんこの顔ほんまにイケメンすぎるやろこれ。
話は10年前に遡りますが、この樹見て。改めて見て。改まった態度で見て。
首ほっせ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
細くもありながらしっかりとした骨格。このすらりと伸びた首。これはもう樹齢6666年の大木の枝です。つまり世界遺産。
主張しすぎずにきちんと目を際立たせる涙袋、キャノ・クリスタレスより綺麗に伸びた鼻筋、桃色に照った薄い唇。なんですか、トモコレでもこんな美形は作れません。任天堂ですら匙を投げる顔面のクオリティー、彼のDNAを一部取り込みたくなります。
ああもう!!!!ちゅき!!!!!!
〜届くことのない指ハートを添えて〜
4.令和
まだあんのかよ。皆さんそう思ったことでしょう、僕もそう思ってます。
はい、これはナンパ失敗反省会中の一コマですが、続いてはこちら。
もうわかりましたよね。
そう、ここ、嵐のLove so sweetのMVロケ地と同じなんです。ナンテコッタイ。
なので令和のLove so sweetだなんて一部からは言われていますが、そのニュアンスだけでいいです。これは誰が何と言おうと”SixTONESのStrawberry Breakfast”です。もちろん僕は初めて好きになったジャニーズは嵐ですし、今も大好きです。しかしこれは令和のLove so sweetではなくStrawberry Breakfastですから。何を当たり前のこと言ってんねんこいつはと思われるかもしれませんが、当たり前だからこそ強調しておきたかったわけです。しつこくてすまんな。でもあなたの彼氏が新田真剣佑に似ていたとして、それを見てあなたの友達が彼氏を見る度「赤羽の真剣佑!赤羽の真剣佑だ!」とか言いまくってたらちょっと腹立ちません?
唯一無二だから、好きなんです。
はいということでここまでキモい文章と華麗なるスクショを貼り付けてきました。もうパソコンが熱くなってます。
さすがにいないとは思いますが、ここまで読んできて「まだMV見てません」という方のためにもう一度貼りますね。
是非この3分10秒で、あなたも主演女優賞を受賞してください。
はい、最後の最後に宣伝しまーーーーーーす
こちらの動画で樹が言ったリアル×リアルをもとに、田中樹をモデルにして小説を書かせていただきましたので貼りますです。
こちらの作品は誰でも無料で読めますので、是非夜更かしのお供に。激しめでセクシーな描写多めですが結構SixTONES要素を散りばめているのでスト担の方は是非に。
つーわけでLilyですた。これから寝て素敵な朝食食べてきます。
SixTONESとCreepy nutsの楽曲紹介〜オタクにもやらせて!〜
どうも、Lilyです。
とてつもない神回が生まれましたね。
SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル。ジャニーズの若手6人組が織りなすラジオ番組内において4月24日、スペシャルウィークのゲストとして
Creepy nutsが登場しました!!!!!!!!
えげつないです。というのも僕はジャニーズとヒップホップが大好きという、人間と喰種のハーフみたいな存在です。金木研です。白髪ではないですが。
そしてこの番組内でSixTONESとCreepy nutsの楽曲紹介というコーナーがありまして、お互いの楽曲を紹介し合うという内容がありましたね。
・So Addicted
・Coffee&Cream
・うやむや
・阿婆擦れ
・耳無し芳一style
・かつて天才だった俺たちへ
・Who am i
を紹介していました。結構本人様たちも「時間が足りない」とおっしゃっていたのですが、それは僕も思いました。
まだまだお互いオススメ曲あるよ!!!!!!!!
ということで勝手にお二方のバトンを奪い取って、僕がオススメする2つのグループからオススメ曲を紹介したいと思います。頑張る。
まずはSixTONESから。
RAM-PAM-PAM
こちらは公式のライブ映像なんですが、マジでジャニーズの常識を覆しています。
そもそもこの曲はジュニア時代の曲なんですよ。デビュー前なの。それなのにこの6人が醸し出す圧倒的な
帝王感
これがすごい。貫禄がすごい。
そしてさらにサビではズボンを下ろしてパンツを見せるという、なんとジャニーズ事務所初となる公式のパンチラソングです。イケメンの下着が合法で観られます。
もちろんのことながら賛否両論ありましたが、そもそもとしてデビュー前の音源化されていない楽曲が物議を醸すって、エグくない?普通ファンの間で収束しそうだけど、色々な方に周知されることとなった曲です。
タイトルとなったRAM-PAM-PAMはrum-pum-pumという太鼓の擬音から来ていると思われます。簡単に言えばリズムっていう意味ですね。それをサビで連呼しながらパンチラしていく。僕は一部あるであろう批判を想定内で作られたのではないかと思っています。
「下品だとかそういうの気にしないで音に乗っていこうぜ!」
という、この寛大なメッセージ。つまりは肯定的な意見、否定的な意見、どちらを持っても既にSixTONESの勝ちなわけです。知ったら終わりよ。
またトラックも重低音バチンバチンだよね。作曲はMark Angels。既にデビュー前からフィリピンの著名アーティストからの楽曲提供。これから世界に羽ばたこうぜ!って感じなのに既に世界を狙った曲を蓄えている。一見オラオラ系なイメージを持たれるかもしれませんが、グループとしての緻密な世界進出作戦。様々な層のファンを取り込もうという運営の姿勢。そしてその期待を背負ってもなお負けずにパフォーマンスする6人。
さらにはジャニーズといえばワルかっこいいというイメージが強いと思います。過去にしゃべくり007で僕の推しである二宮様も仰っていました。
ようは男が「ああ、こんな男になりてぇわ…」っていうワルっぽい願望をどう抉れるかが、ジャニーズが男性ファンを獲得する課題の一つでもあると思いますが、この曲はデビュー前にも関わらずそのハードルを難なくクリアしています。普通だったらデビューして少しして、実力つけてきてからやりそうな曲をデビュー前にやってみせる。
続いてはCreepy nuts。
スポットライト
こちらはクリープ・ショーというアルバムに収録されています。
僕はCreepy nutsを結成した当初から応援しているので、正直この曲には思い入れが強いといいますか。
というのもこちらの曲は割と王道なんですね。ガツガツにラップして、hook(サビ)でも歌うことなくガッツリラップする。そんな王道の中に僕は2人の人間的成長を見たんです。注目してもらいたいのはラスサビです。
使えない奴らトレンチコートマフィア
たりないふたりか?所詮脇役か?
次用意したのはどんな言い訳だ?
転ばぬ先に保険かけましたか?
もうやめようや、もう胸張ろうや
他の誰でもねぇ俺に言ってんだ
身の程知らずと笑われようが
I'm a No,1 player 元ベンチウォーマー
そもそもヒップホップのグループに大事なのはオリジナリティーです。
それこそ元不良育ちだから悪いラップができたり、貧乏だったからこそ大金を手にして逆境を跳ね除ける歌詞が書けたり、そういった説得力が必要なんです。
だからこそ「俺不良でも何でもないよ。」っていうラッパーが悪ぶった歌詞で歌っても「いやお前不良じゃないんだから説得力ないじゃん。」と思われてしまいます。嘘つきみたいなことですね。そういうラッパーは俗に言う”ヒップホップじゃない”というやつです。
そしてCreepy nutsは不良でもないし特別貧乏でもない。だからこそオリジナリティーを見出すために”卑屈さ”を売ったわけです。ゴリゴリのラップなんだけど歌詞がネガティブ、みたいなね。それが世間にウケて大勢のファンを手にしたと思います。もちろんその売り方は大正解です。リアルを歌ってるわけですから。
しかしフリースタイルダンジョンという番組においてR-指定さんが晋平太さんという、過去に一度伝説の試合で負けた方と対戦したんです。
これが最初ですね。この時は惜しくもRさんの敗北でした。
つまりは晋平太さんが因縁の相手なわけですが、そのラップバトルの最中で晋平太さんがRさんにこう言ったんです。
「お前は強いんだよ。お前は主演だよ。お前が助演じゃ共演者たちが泣いてるよ。」
これは正直クソ喰らいました。
Creepy nutsの代表曲でもある助演男優賞をサンプリングしたわけですが、Rさんは既にUMBという全国大会で3連覇を成し遂げている、最強のラッパーなわけです。晋平太さんですら2連覇止まりでしたから。
そんなRさんの凄さを知っているからこそ、晋平さんは「お前は何でそんなに強いのに自分を卑下する?もっと自分に自信を持てよ。お前は主演だろ。」と言い放ったわけです。
このスポットライトという曲はその後に製作されました。
使えない奴らトレンチコートマフィア
たりないふたりか?所詮脇役か?
次用意したのはどんな言い訳だ?
転ばぬ先に保険かけましたか?
もうやめようや、もう胸張ろうや
他の誰でもねぇ俺に言ってんだ
身の程知らずと笑われようが
I'm a No,1 player 元ベンチウォーマー
使えない奴ら→R-指定のアルバム「セカンドオピニオン」収録
トレンチコートマフィア→「クリープ・ショー」収録
たりないふたり→Creepy nutsファーストアルバムのタイトル
つまりはネガティブだった頃の自分を全てひっくり返し、もう自分に自信を持とうという人間的な成長を露わにしているんです。
神だろ?
次はSixTONES。
Jungle
先ほど紹介したRAM-PAM-PAMに関してはファンの声もあって正式に音源化されていますが、この曲はまだ音源化されていません。映像として残っているのは公式のライブ映像のこれのみです。
しかしこれがえぐい。
まずこの曲はメンバーそれぞれを動物に例えています。
・田中樹→ライオン
・京本大我→コウモリ
・ジェシー→シマウマ
・松村北斗→鳥
・森本慎太郎→熊
といった面々なんですが、これのリリックがダサくなく、めちゃかっこいいんです。
田中樹「遠くで雄叫びあげるライオン」
京本大我「洞窟の闇舞うコウモリ」
ジェシー「風を切り走っていくゼブラ」
松村北斗「翼を広げ歌うバード」
森本慎太郎「眠りから目を覚ましたベアー」
これは正直僕の憶測なんですが、どれも動物の特徴だけでなくグループの今後を見据えた歌詞なんじゃないかなと思うわけです。
遠くから雄叫び、つまりはどこにいても彼らの曲が流れている。
洞窟の闇舞う、例え他のアーティストたちに埋もれてしまおうとも、それを切り裂いてでも舞う。
誰も寄せ付けない、一見近付きやすいけど鋭利な針がある、アイドルには必要不可欠となってくる”ギャップ”。
風を切り走っていく、シマウマは野生の馬の中でもトップクラスに早い、つまり他の馬(グループ)を抜き去る。
翼を広げ歌う、全国各地に飛び回って自分たちの歌を歌う。
眠りから目を覚ました、熊は冬眠の際に大量の飯を食って眠ります。つまりはデビューする頃には「予め蓄えていたものを発揮する」ということ。
どうですか。本当に個人的な考察ですが、こう聞くとえげつないでしょ。
そしてライブ映像を見ていただければ分かると思いますが、ファンの歓声すごいですよね。
「キャー!」よりも「ギャー!」みたいな。これだけ聞くと「ああこの曲人気なやつなんだ」と思われがちですが、実はこの曲、このライブで初披露なんです。
ジャニーズJr.祭りという、各グループが公演するライブにおいて彼らは1発目、新曲を打ち込んできたわけです。当然事前に音源化されていることもないのでファンは完璧初見。彼らもファンも不安を覚えそうな感じですが、どうですか。あの歓声。
これはファンを信じて、初見でも盛り上がってくれるという絶大な信頼の上でドロップしたわけですよ。普通「え?なにこの曲、知らない…」とザワザワしそうですが、そんな不安を跳ね除けてしまうパフォーマンス。これだけかっこいいのに実は
「アーティストとファンの絆」
を表した映像、楽曲なんですね。
次はCreepy nuts。
生業
これは正直掘っていくと多分ブラジルまで行き着くぐらい深い曲です。まずはトラックから紹介しようかな。
今までCreepy nutsの曲は流行よりも自分たちの主張を通してきました。このトラックは俗に言う”トラップ”という、海外では主流中の主流なんですね。だけど彼らはあえてそれをやってこなかった。正直毛色が違うと言われればそれまでなんですが、この曲はトラップを採用している。つまりは
「別にやってこなかったけど、俺ら出来るよ?」
という、まるで自分たちの得意な技を敵側がそれ以上の攻撃力で撃ってくるみたいなもんですよ。どうですか、大蛇丸がナルト以上の螺旋丸撃ってきたら。強いっしょ。
そしてそんなトラップの上でボースティング。ああ、クリピクオリティー。
ボースティングというのはラッパーの自画自賛みたいなものです。つまりは
「俺こんな稼いだぜ!」「俺はクソヤベェギャングだぜ!」
みたいに、自分をどうデカくするのか。そういった主張なんです。じゃあそれってどういう歌詞なの?これです。
一本のマイク それだけ
一本のペン それだけ
一枚のペーパー それだけ
でも無いなら無いでも別に構わねぇ
Dopeなbeats それだけ
ステージとスピーカー それだけ
でも無いなら無いでも別に構わねぇ
アカペラでも聴けるラップだぜ
歌うためのマイク、歌詞を書くペンと紙が無くてもRさんはフリースタイルの天才ですから、最悪それが無くてもエグいラップが出来てしまう。この自信よ。正直誰も疑いません。
そして他にも好きなリリックがありましてね。
お前の歌詞、幼稚園児の作文
俺の歌詞、広辞苑10冊分
お前のバース、オートチューンがかかってる
俺のバース、いくつも意味がかかってる
マンブルとスピット
いずれ実証、流行病と末期症状
ここね!適当なラッパーの書くリリックが幼稚園児レベル、一方俺は広辞苑10冊分くらい言葉が詰まっていると。
そしてオートチューン、音程の補正をかけたりする機械的な声になるやつですね。あれを使えばとりあえずかっこいいっしょ?流行でしょ?と思っているラッパーに対して「俺のバースにはいくつも意味がかかってる」と、歌詞に取り組む姿勢の差異を見せつけています。
そしてファンブルはバスケ用語で「手探り」「いじくりまわす」と言いまして、球技ではボールを取り損ねることを「ファンブルする」と言います。つまり「お前らはもがいてるけど俺は華麗にスリーポイントシュート決めるぜ?」という確固たる自信。
マンブルはオートチューンめっちゃかけてて、一見「ん?何言ってんだ?」と思うようなラップです。そしてスピットは「やばい」「かっこいい」という意味合いがあり、おそらくここでは
「別にオートチューンかけてもいいけど、それだけに頼ってラップって、どうなの?」
という問題提起でもあります。
さらに流行病と末期症状。先程から書いているオートチューンという流行ではなく、俺はもうヒップホップの末期症状。同じく病の類の言葉を引き合いに出して
「俺らはもうラップしかない、それ以外ない」
という覚悟を見せつけている。
いや、だから言ったでしょ?もうマントルくらいまで掘り下げてるよ。それにこの曲は歌詞を深く聞かなくても終盤に畳み掛ける早口が鳥肌モノなので、まずは普通に聴いてからその後に歌詞を見て考察するという、何度も味わえる楽曲です。神。
さぁ、SixTONESラスト。
Hysteria
2つ紹介してきたやつは全部公式で聴けますが、最後くらいCDを買わないと聴けないやつを紹介しようかなと。
セカンドシングルのNAVIGATORの通常盤に収録されている曲ですが、ファンからしたらめちゃ有名です。
ただ、この曲、SixTONESの真骨頂だと思うんです。
そもそもSixTONESってオラオラ系、良い意味でジャニーズらしくないと言われがちなんですが、彼らはめちゃくちゃ王道なジャニーズイズムを継承した上でオリジナリティーを出しているわけであって、この曲のように「ちょっと大人でセクシーなテイスト」を簡単にやってのけてしまうわけです。
さらに忘れてはいけないのが、彼らはまず前提として、シンプルに歌が上手いです。
それもしつこくビブラートを聞かせたりするのではなく、透き通っていて清流のような歌声の6人組なわけです。その彼らの持ち武器が存分に表現されている。それがこの曲です。
そしてこの曲の歌詞にはあるギミックがあります。それがこちらです。
一人きりじゃFeeling so blue
深まっていくBlack night
肌に触れたYour lips,So red
Give me a,Give me a green light
Alright,染めてくMy world in pink
見えないYellow light,Yellow light
はい。これは散りばめられている歌詞をまとめたものなんですが、お気付きでしょうか。
blue、black、red、green、pink、yellow
この6つの色が書かれていますね。そう、これはメンバーカラーなんですよ。
blue→田中樹
black→松村北斗
red→ジェシー
green→森本慎太郎
pink→京本大我
yellow→高地優吾
といった構成です。これって非常に難しいというか、こういうメンバーカラーを歌詞に入れるとどうしても”グループの自己紹介ソング”になってしまうんです。
しかしこのメンバーカラーをさりげなく散りばめることで楽曲の世界観を壊すことなく披露している。ヒップホップにもよく数遊びの歌詞を入れるラッパー多いですけど、これはメンバーカラーがあるアイドルならではの歌詞なわけです。
一人きりじゃFeeling so blue
孤独だと気分が落ちてしまう。
深まっていくBlack night
どんどん夜が深まっていく。
肌に触れたYour lips,So red
僕の肌に触れた君の唇はとても赤い。
Give me a,Give me a green light
これは前後の歌詞と照らし合わせると
「いつもMissing you,Missing you Give me a,Give me a green light」
↓
「いつも君がいないと寂しいんだ。だから僕に緑の光(青信号)をちょうだい。」
となりまして、青信号になったら走り出す。つまり緑の光に照らされたら君を僕のものにするという意味。
Alright,染めてくMy world in pink
これは前の歌詞と照らし合わせると
「その瞳がMake me insane Alright,染めてくMy world in pink」
↓
「その目が僕を非常識にさせる、良いよ、僕の世界をピンク(甘美)に染めて。」
という意味。
見えないYellow light,Yellow light
こちらは前後の歌詞と照らし合わせると
「今もDigging you,Digging you 見えないyellow light,yellow light そうやめないで Cuz you drive me crazy」
↓
「今も君が好きだ。黄色い光(黄信号)は見えない。そうやめないで、君は僕を狂わせるから。」
となって、車の進行を止める手前の警告信号である黄信号が見えない、つまり止めずに僕を狂わせてくれという意味。
どうです?これだけの意味合いをメンバーカラーでやってのけるんです。そして世界観は崩れていない。大人な愛の歌として成り立っている。素晴らしい。
そしてこの曲は、彼らからファンに対しての愛情、ラブソングだとも思うわけですね。それがサビのフレーズです。
Hysteria
Will you be mine?Be my SixTONES
まぁ直訳すれば
ヒステリア(熱狂、病的な興奮)
僕のものになる?僕のSixTONESになってよ。
となりますね。一見「え?俺がSixTONESやっちゃっていいんすか?」と勘違いしてしまいそうですが、そうではない。
病的な興奮だと言っておいて、僕のものになる?僕のSixTONESになって。これはおそらくファンを自分たちの中に取り込んでしまいたくなるほど、愛してるんだよ、という意味なんじゃないかなと思うわけです。それくらい病的に君たちを愛していると。なのでファンからすればこの曲は架空の女性に対して歌っているわけではなく、ファンの人たちに対して言っているわけですよ。
たまらん!!!!!!
そんな深い意味のありげな歌詞、この曲をジュニア時代から歌ってしまう。はい、これがSixTONESの真骨頂だというのがお分かりいただけたでしょうか。
さぁこちらもCreepy nutsラスト。
シラフで酔狂
これはDJ BAKUという方が様々なDJとラッパーを客演として迎えて、大御所と若手と作り上げた名盤です。この名盤を出したPOPGROUPというレコード会社のオオシロさんという方が「R-指定とユニット組んだんでしょ?じゃあちょっと書き下ろしてよ。」と言われたことがきっかけとなり、生まれた楽曲です。分かりやすく言えば初めての共同作業な作品なんです。
このトラックを作って、そしてRさんがラップしたところ、「これは俺らカッケェな!」と自信がついたわけですね。さらにはこのアルバムの中でまだCreepy nutsは一番無名だったんですが、その後iTunesでアルバムの中でどれが一番売れているのかという数が統計として出た時に、この曲が一番売れていたそうです。これをきっかけに彼らはCreepy nutsとしての活動を本格的に始めていくと。
そんなエモい曲なわけですが、そこまで売れるわけだから曲のクオリティーが高いんですよ。悟空とベジータが初めてフュージョンしてめちゃ上手くいくみたいな。
まずはトラックが和風で渋い。それまでは多くのラッパーが王道な、海外の主流を取り入れている中で松永さんのトラックがとても和風で、なおかつラップで聞いたことないような音だったと。Rさんもそれに惚れ込んで、このトラックでラップするわ!と決めたわけです。
そして僕が個人的に好きな歌詞を紹介させていただきますね。それがこちら。
修二と彰 俺と松永
ここよ!すごい!!これはもう「音楽的に有名なコンビといえば?」と詰め込んだわけですね。布袋寅泰と吉川晃司のCOMPLEXという日本を代表するロックユニット。CHAGEとASKAはもうお分かりですよね。
そして世間一般に当時有名だった修二と彰、ここでジャニーズのユニットも入れてくる。そんな有名な2人組が多い中で「俺と松永もそうやで?」と言ってしまう、自信と愛情に満ち溢れたリリック。ご飯3杯いける。
そしてここがすごく好きなんですよ。
日本人丸出し
そのマニュアルヒップホップ
酒とビッチとTHCがなけりゃ高くトべやしないのか
NO VIOLENCE NO CANNABIS
NO SNIFFING NO DRINKING
G to the E to the K to the Oの
変態が手を組んだコンビ
これはもうまさにCreepy nutsを表しているリリックですね。
簡単に言えば
「お酒、女、大麻がなくても俺たちはラップだけで皆を盛り上げられるぜ!」
という彼らの根底が出来上がった歌詞なんですよ。
THCは大麻に含まれている成分です。そしてその後には不良のように暴力は無いと。CANNABISはカンナビス、大麻そのものです。SNIFFINGとはクンクンと匂いを嗅ぐという意味がありますが、これはおそらく鼻から粘膜吸収するコカインですね。つまりは
不良のように暴力は無し、大麻も無し、コカインも無し、お酒も無し
という、ヒップホップといえばのそういうアンダーグラウンドな要素がなくてもいいんだと。そして
”G to the E to the K to the O”
という、つまりは”げこ”、下戸である変態的な実力を持つ2人が手を組んだ、という意味合いなわけですね〜。
これを聴いて今の彼らの曲を聴くと改めて初志貫徹っぷりがエグいなと思います。そんな歴史的な曲ということですね。
・最後に
よくアイドルとラッパーを比較してアイドルを批判する時に
「アイドルは人から貰った曲で、作られてる存在。」
との意見が目立ちますが、僕は思うんです。
今ではアイドルも自分たちで曲作ったりするメンバーいますけど、でもそれは世間的に知られてないので、そういう意見があっても仕方ないのかなとは思います。ただ。
あなたは誰かから与えられた高いハードルを軽々と越えられますか?
と言いたいです。
セクシーだったり、高い歌唱力が求められていたり、他とは一線を画すダンスが求められていたり、人から曲を貰うということはハードルを課せられているということだと思います。
じゃあこれを越えられなかったらどうしますか。ファン減りますよね。身の丈に合ってないと言われるでしょう。だからこそアイドルはファンからだけではなく、制作陣である味方からの期待も背負っているわけです。
簡単に言えば
「俺180cm跳べるぜ!」
って言う人に対して味方が
「ほれ!2m10cm跳べよ!行けんだろ!ほれ!」
って言ってるようなもんです。これがどれだけ難しいか。普通無理やん。だけど期待されているからこそこの高さを超えないといけない。そのプレッシャーよ。
ラッパーはリアルを歌う
アイドルは夢を見せる
両極端の存在だからこそ面白い。
改めて今回のSixTONESのオールナイトニッポンサタデーナイトスペシャルを聞いて、強くそう思いました。
はい、ここまで9000字くらい書いたんで最後くらい宣伝させてください。いい?いいよね。
この動画内で樹が言っていた「リアル×リアル」というタイトルを拝借し、田中樹をイメージしてこのあいだ小説を書きました。
SixTONESも多く散りばめているので是非。こちら何の会員登録しなくても読めますので、是非とも目を通してみてくださいな。
ということでお付き合いいただきありがとうございました。Lilyでしたァ。
SixTONES大好きな男性が田中樹のリアル×リアルを書いてみた
どうも、田中樹と喧嘩して認め合った後にダチになりたい男性、Lilyです。
まずはこちらをご覧ください。
はい、こちらは2ヶ月前にSixTONES公式チャンネルで投稿された動画のワンシーンです。
僕は普段エブリスタというサイトで小説を書いていまして、ただの趣味ですが色々な方々に読んでいただいて、ありがたい限りです。
なのでこの動画を見たときに
「おっと。。。?」
と思いました。センサーが反応したわけですわ。
その後Twitterにてスト担の皆さんの反応を伺ってみたところ
「樹がリアル×リアルなんて絶対18禁でしょーw」
との声がちらほら。
おっしゃ!!!!!
書いたるわ!!!!!!!!
とのことで2ヶ月ほど経ち、数日前に公開しました。
あらすじ
「教育してやるよ。」
六石学院高校に入学し、心のどこかで出会いを求めていた露木萌華は、ある日別棟の資料準備室で、女子生徒と体を重ねている一条景を目撃する。
それからというものの一条はやたらと露木に絡み始め、友人とも他人とも違う、奇妙な関係を築いていく。
しかしそこに隣のクラスの白河勇輝も加わり始め、3人は複雑な関係に。 空回りする毒舌系男子高校生と現実主義な女子高校生が織り成す、奇妙なラブストーリーはその果てに、2人を巻き込む人々の「リアル」を暴いていく――。
はい。書いちゃいました。バチバチに18禁です。
ここでいう一条景という男性が田中樹モデルということです。
僕は普段小説をメモに書いているので字数がどれくらいか分からないんですけど、いざエブリスタにあげてみたら20万字いってました。なげぇよ。
ということなので是非暇な時間に読んでいただきたい!!!!!!
さらには気付いたでしょうか、学校名。
六石学院高校
そうです、こういったSixTONESにまつわる小ネタを散りばめているので、樹担以外の方にも楽しんでいただけるのではないかと。
ちなみにいえばエブリスタは何も登録しなくても読むことができます。会員登録も無料です。なので一度でもいいので目を通してみてください!!!!!!
という定型文みたいな宣伝でした。ウェイ。
男1人でライアー×ライアーを観に行ったレポ【ネタバレ無し】
どうも、赤LARKとレモンサワーが大好きな男性です。
たまたま時間が空いていたので、観に行ってきましたよ!!!!!!
本日公開のライアー×ライアー!!!!!!
過去に主演である松村北斗さんが所属しているSixTONESについて幾つか記事を書かせていただきました。はい、好きなんですよ。ジャニオタなんです。
なのでこの映画が公開されると決まった時は何が何でも行ってやると。どうせ女性ばかりだろうけどそんなの慣れてると。現に僕はカウコンのうちわの大行列に単身で5時間並んだこともあります。もう猛者です。周りの女性に囲まれながら嵐と関ジャニのアルバム何周もして推しの二宮様のうちわを手に入れたことのあるレベチな猛者です。
そんなことはないけど。
なので空いてる時間を見つけて公開日に滑り込みました。
今思いました。爪切らないと。
さぁ関ジャニのライブグッズであるJAMのキャップをかぶって映画館へ。上映時間30分前にヤニを1発ぶち込んでから向かいます。
映画館に到着するとデケェ液晶には「ライアー×ライアー準備中」の文字が。その前にトイレを済ませて映画のお供であるポップコーンを購入します。バターしょうゆしか、勝たんよな!
開場まだかなぁと思ってそわそわしてると僕は気が付きました。
周りJKばっかりやん!!!!!!!
ここで内に秘めているコミュ障&インキャの血が騒ぎます。いやもうチケット買ったしポップコーンは美味しそうだし…退くわけにはいかないと心に決めました。
開場。
きちんと消毒、そして体温を計測してから20人を超える女子高校生の中に紛れ、20代前半の彼女無しインキャがスクリーンへ向かいます。絶妙な距離感をとりながら。
いざスクリーンへ。バカ広い。地元の映画館にこんなでかいスクリーンあったんだってくらいデカい。インキャの本能で選んだ端の席に腰掛け、念のため持参した手ピカジェルで手を拭いてからポップコーンを股座に置いて携帯の電源を切り、いざ!の覚悟で予告を見ます。ブレイブって映画面白そうだな〜とか思いながら。
段々とお客さんが増えてきます。JK、女子大生、OL、ぞろぞろと。段々と心の中で「今日ってイオンシネマレディースデイ?」と疑問が募ります。生まれ持った肌の白さで女性と間違えられた?わら。とかね。嘘だけど。でもそのくらい女性が多い。
気まずさが増幅します。せめて男友達でもいればいいんですが、僕には友達のとの字も無いので、現実世界でも電脳の世界でも1人です。孤軍。
バターしょうゆってこんな味だっけとか思いながらぼりぼり食べているとなんと!!!!!!
男子高校生3人組が来ているではないか!!!!!!!!!!!!
もう気分は現役を引退した戦士が国王軍の若い兵を見て安心する感じです。
「若いのが、よく来たな…。」
みたいな。
僕の右斜め後ろに席を取ると、彼らはすぐに「SixTONESだべ、新曲流れるべ?」「エンドロールで流れるよね?」などなど。マスク着用がマナーとなっている時代でよかったです。僕はニヤニヤしてました。
さらには男子中学生2人組、そしておじいちゃんが1人で観に来てました。割と最前列で。
さぁ、やけに長い予告が終わっていざ本編!!!!!!
もちろんここからは完全なるネタバレになりますし、今このブログは映画館出てヤニ決めた後に書いてるのでまだ記憶はバッチリありますから、細心の注意を払って感想を書かせていただきます。
一言で言うならば…
不器用!!!!!!
です。
まずおさらいしておくと、主人公である恋愛経験ゼロの地味女子大生である湊は、両親の再婚で義理の弟となった同い年の透と同じ屋根の下ですが、クソほど仲が悪いです。僕は一人っ子なので感覚は分かりませんが、結構仲悪い兄妹も多いでしょう。そんな感じ。それのテンプレみたいな。
ですがひょんなことから(これ割とひょんとしてる)湊は友人のバイトの手伝いでJKの格好をして渋谷に行くと、透とばったり。「こいつは終わったぜ!」と思いつつも「いや、ワイは君のこと知らんで?」嘘をつくと、なんと透は信じます。ピュアァ。
そこから義理の姉だと嘘をついた湊と、このJKかわいいやん!と思って電話番号を渡す透、ここから奇妙な関係が始まっていく。というストーリーです。ちなみに映画の公式サイト見たらあらすじで割とネタバレしてたのでここまでにしておきましょう。
人間誰しも嘘をついたことがあると思うんですけど、それの最悪な結末って「相手側がその嘘を全面的に信じてしまった罪悪感」だと思うんです。嘘をついた人間は誰しも「その場しのぎ」だと思うんですが、受け取る側はそれが真実だと思って接してしまうわけですから。なので透は湊が変装したJK、”みな”にベタ惚れ。
ここの北斗が…可愛い……
予告でもあったでしょ。北斗のキュルンキュルンスマイル。あれ大画面。今までMacBookの大画面では何とか耐えてたけど、あれは…気持ちがぐらっと揺らぎかけたね…ごめんな、樹……
そしてデートなどを重ねる度に湊は自分の前では見せない、”みな”にしか見せない透の一面を知っていきます。家庭内ではギクシャクしているからこそ知らなかった「え、こういうのが好きなんだ」とか、些細なことを知っていくわけです。
マジでネタバレになるから色々言えないんだけどさ。でも北斗がめっちゃいい。最初は割とクールな感じで本編始まっても「あれ?意外とツン多めなのかな?」と思いながらポップコーン食べてましたけど、徐々にデレデレが露わになると「ウォイ……」ってなりました。ニヤニヤ。マスクしててよかった。
あとはしめちゃんね。透の親友である桂役の七五三掛くんね。最初普通の若手俳優かと思ってスルーしそうになったもん。それくらい演技うまかった。
所謂「ジャニーズだから、演技はどうなの?」みたいな心配は微塵もないです。僕割とそういうの敏感なんですけど、一ミリもなかった。
さぁそして、いよいよエンドロールです。新曲の僕が僕じゃないみたいだが流れます。
SixTONES - 僕が僕じゃないみたいだ (Music Video) [YouTube Ver.]
ちょっと、マジでよかった。
ただのエンドロールじゃなくて、映像も込みだから曲聴くだけじゃないし、一切退屈せずに最後まで観れました。そして僕は一応歌詞頭に入ってるのでエンドロール観ながら口パクしてたわけなんですけど(キモいって言わないで)、これがもう…よかった。
だって歌詞が映画本編とバカみたいに重なるんだもん!!
そうか、透は、湊は、こんな気持ちだったのかなぁ…なんて口パクしてるともう潤んでしまってね。関ジャニのライブグッズであるJAMのキャップを目深に被りました。ありがとう、関ジャニ。
エンドロールに繋がる演出もすごくよかったし、色々勉強になったなぁと思って映画終了。食い終わったポップコーンを係りの人に渡して、手がベタベタだったんでトイレの洗面所で洗おうと男子トイレに入った時、僕の真後ろから男子中学生2人組が来ました。
「お前らのおかげで、気まずくなかったよ…」と心の中で呟きながらあわあわの手を揉んでいると、彼らの会話が聞こえてきました。
A「面白かったー。」
B「それな。あれさ、最後の曲って誰?」
A「ジャニーズでしょ?」
B「そうなの?めちゃくちゃ歌うまかったww」
A「確かにww帰ったら調べよ。」
もうね、分かるよ。友達と映画館で映画見終わった後そういう会話しちゃうよね。でもそれを俺の前でしないでよ…もういつまでニヤニヤすればいいのよ……
と、喫煙所に向かうまで僕が僕じゃないみたいだを聴きながらニヤニヤしてました。
お互いが本音を隠したまま、「こうしたいけどうまくいかない…!」っていう不器用なもどかしさ、義理ではあるものの姉と弟という関係性、そして好きでいてくれるのは自分じゃなくて変装した別人、そういったお互いのモヤモヤが錯綜して最後には花開く。そんな素晴らしい映画でした。
皆!!迷ってたら是非行け!!!!
はい。こんなもんでいいかな。
ネタバレしていいならもっと書けるんだけど、さすがに公開日初日だからね。
ということなので最後に一ついいですか。
SixTONES - 松村北斗W主演「ライアー×ライアー」メンバーだけで鑑賞会
こちらの動画で最後の方に樹が言っていたこちらのシーン。
まぁタイトルがライアーなんでその反対のリアルっていうボケですよね。
これにTwitterでは「樹がそれやるなら18禁でしょ!w」「絶対エロいやつw」などの反響が多くありましたね。ええ。
Lily、動きます。
というのも僕は趣味でエブリスタというサイトにおいて小説を書いておりまして、昨年はサイト内のコンテストで佳作、つい最近は編集部オススメの新作セレクション選出、女性向けマンガ原作症では第一次選考を通過するなど、素人にしてはそこそこじゃね?みたいな経歴紛いのものを持っておりまして、樹の発言を受けて考えました。
樹をモデルにした主人公の、18禁ラブストーリー。
まぁ現在執筆中なのでまだ時間はかかるかと思いますが、もうプロットは完成しているので後は本編を書くのみです。
ということでこちらも是非チェックしてくださいな。
他にも北斗をモデルにした小説も書いたりしてるので、そちらも是非。
ということでLilyでした〜
SixTONESの僕が僕じゃないみたいだを聴いてブチギレています。
どうも、CoDモバイルのバトロワで普通に強くなってしまった20代前半の男です。この間20キル達成したんですよ。それまでの最大キル数が19だったので、記録更新できたのはすごく嬉しいですね。
しかしそんな喜びも束の間。こんなもんがドロップされました。
2021年、2月17日発売、4枚目のシングル。
「僕が僕じゃないみたいだ」
以下はMusic Videoの概要欄より引用
『1stアルバムを経たSixTONESの “第2章” の始まりとでも言うべき今作は、映画 「ライアー×ライアー」 主題歌。”ウソから始まる、ありえない恋” を描いた同映画の内容とリンクするように、自分が自分らしくいられないもどかしさを”ウソ”で繕おうとしてしまう男心を歌ったラブソング。
そのミュージックビデオも、やはり 「僕が僕じゃないみたいだ」 というタイトルを体現するかのような作品となっており、鏡やマジックミラーに、照明やプロジェクターを使用して映像を映し込むような撮影方法が採られ、メンバーの実像と虚像が入り混じるかのような映像演出が随所に散りばめられている。
サウンドも、ビジュアルも、これまでのSixTONESからは一線を画した作品でありながら、それでいてやはりSixTONESでしか表現できない儚い世界観をまとった、まさに”SixTONES流、至極のポップソング”が完成。』
はい。こちらは松村北斗さんと森七菜さんがダブル主演を務める映画、ライアーxライアーの主題歌でございます。いよいよ!メンバー主演映画の主題歌というステージ!!やりよったのお!!!
ということでYouTubeにMVが投稿され、こいつは見てみるしかねぇなと思ってバトロワもやらずに見てみたら、あたくし。
ブチ切れました。
なんだこの曲と。ちょっと今からつらつらとクレームを入れていきたいと思います。
①ジャニーズだよ!!!!!!
児島だよ!みたいな言い方だけど。
よく彼らを「ジャニーズっぽくない」という評価をする人たちがいます。そして今回の曲、今までとは打って変わって恋愛ソング。
ちょっとジャニーズっぽい!っていう人がコメント欄にいたんですけど、ここは僕声を大にして言います。文字の大きさも最大の200%にしてやる。
最初っから真っ当なジャニーズだろうが!!!!!!
まぁこれに関しては僕個人の意見なんで押し付けるといけませんから、あくまでも大きい独り言だと思ってください。ここでブログの名前の伏線を回収していくスタイル。
確かに彼らは今までジャニーズが輩出してきたグループおよび楽曲の中でも、かなり異彩を放っています。僕は以前彼らのデビュー曲、imitation rainをこう評価しました。
チャッチャカチャーン!ストーンズ!っていう感じじゃないと。これが所謂ジャニーズっぽくないと言われる所以なんだと思います。分かりやすさみたいなところかな。
なんだけど、そもそも彼らはジャニーズJr.として長い下積みがあります。先輩グループの後ろで踊って、そこで色々得たものもあるでしょう。
じゃあそこで得た”色々”って何?
ってなってくると、それは「ジャニーズイズム」だと思うんです。
以前嵐の二宮さん(僕の推し!ずっとちゅきめろ!)がしゃべくり007に出演した際、ごくせんのオーディションを受けようとして事務所から「二宮はごくせんじゃないよ、金八先生だよ」と言われたというエピソードを話していました。
その際に「ジャニーズはどこかやんちゃ、ちょっと不良っぽいイメージがある」というふうに言っていたんですね。まぁもちろんそうじゃないイメージで売っているジャニーズもいますよ?キンプリが不良感出してたら嫌じゃないですか。国王政治に嫌気がさしたのかと思うし。
だけどやっぱりジャニーズの人でも「これがジャニーズやろ」っていうイメージがあると。そして彼らはそれを先輩を目の前にして見てきたと。
そこで「よし、不良っぽい感じ出せばいいんだな」じゃなくて、先輩が踊ったり歌ったり魅せたりしているところを「これがジャニーズクオリティーなんだ」という風に受け取って、自分の中でどう自分らしく磨いていくか。これが大事だと思うんですよ。俺ジャニーズじゃねぇけどさ。
だから彼らにも長年染み付いてきたジャニーズイズムがあるから、このクオリティーが楽しめるんです。だってこれをジャニーズじゃない人たちがやってたら正直どうかなと思いますもん。ジャニーズブランドの話ではなく、ジャニーズイズムの話です。先輩方の背中から学んだ精神が今彼らのオリジナルになっているから、見たくなるんです。
言いたいこと、伝わってる?多分無理か。
しかしまだ私は怒っています。続いてはこちら。
②どうしてこんなにビジュがいいんだよ!!!!!!
もう…もうさぁ……あのさぁ………!!!!!!!!!!!!!!
ナンダコレーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけんな!!!!!!こちとら日本顔面御粗末会として根を張ってるっていうのに、なんだよこれ!!!おかしいだろ!!!!!!!!!!!
なんでこんなにイケメンなんだよバーーーーーーーカ!!!!!!!!!
いいですか?これは深刻な問題です。僕がこの6人の表情をやってもただのブスになるんですよ。
どうですか。いわばこの曲を引っ張っていく存在の彼。松村北斗。なんでこんな寂しい表情すんの??何が欲しいの????
ずるいでしょこの流し目は!!!!!それでいて前髪がかかっている角度、量、全てがパーフェクト。太刀打ちできません。多分僕がこれを真似したら
「髪切れ」
「どこ見てんだ」
と言われます。松村北斗だから許される表情。
オイオイオイオイオイオイ何その憂いてる感じ。もうなんですか、顔だけじゃなくてついには手もイケメンなんですか。どこまで欲張りさんなんですか。
この顔面、見てよ。彫刻やん。ルーブル美術館からパクってきたじゃん。多分僕がこれを真似したら
「そんな角度で腕時計見るな」
「指短いな」
と言われます。京本大我にしかできない、この角度に表情。
はいやりやがった。何ですか!!!!!!!雨に濡れた柴犬やん。拾わざるをえないやつやん。切なそうでもありながら愛くるしさもある、アァッ。
こんな顔しておいて普段は天然ボケかましたり積極的に変なことしたりするんですよ。何だよそれ。やめてくれよ。多分僕がこれを真似したら
「こっち見んな」
「何ガンつけてんだ?あ?」
と言われます。森本慎太郎だからこその表情。
AHーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
力強いだけじゃなくてこんな柔らかな表情まで出来ちゃう!詐欺です。こんなの聞いてないよ。ジェシーってやっぱり強さの中に脆さみたいなものがありますよね。これはそれが前面に出てきてる。押し寄せる。
そして普段はバカみたいな声で笑うんだよなぁ…喉に何人飼ってるの。多分僕がこれを真似したら
「口閉じろ」
と言われます。ジェシーの内側にある切なさだから成立するこの表情。
はい有罪です。罪です。懲役刑です。
普段大人しめな子が見せる大人な表情、ジャン!ジャァン!!絶対これ手をこっちに差し伸べてるでしょう。ああ行かなあかんでこれは。多分僕がこれを真似したら
「fu◯k you」
と言われます。普段の性格とのギャップがあるからより輝く髙地優吾。
待ってましたぁぁぁぁぁぁアァァアアァァァァァァァアアッァァァァァァァアァァァ僕の推しぃぃぃぃイイイィィィィッィィイィィィィィッィィィッッィィィィ!!?!!!!?!??!!!!
もうなにこれ、鏡に映ってるから4人いるやん。4樹やん。紫綬褒章あげたい。普段はラップでゴリゴリで、なおかつグループの仕切りもやる彼が、何この表情……泣かないで………。多分僕がこれを真似したら
「ピアスあけんな」
「髪染めろ」
と言われます。僕の推し!!!!!トレビアンッ!!!!!!!!!
なんと恐ろしいことにここまで3000字、キモい文章で書いてきましたけど。ここからは少し真面目に書きたいと思います。とは言いつつも多分途中で挫折する。またキモくなるけど許してね。
③これぞストクオ
僕は以前彼らのクオリティーをSixTONES quality、縮めてストクオと略しました。どこにも流行らなかったやつね。
ただ前回のシングルよりもそのストクオが上がっているんですよ。だから今回も流行りもしない言葉を多用させてください!!
まずは歌詞。
僕こういう歌詞好きなんですよ。小学生の頃から作詞が趣味だったんですけど、明るいメロディーに苦悩や葛藤が見える歌詞がすごく好きで。
やっぱりサビですよね。
僕が僕じゃないみたいだ
笑えるな、君のせいだ
どうしてくれんだ
どうかしてんだ
君以外はもう見えない
恋を知って「今までのワシとちゃうやないか…」という自分との葛藤。そしてそれは全て恋をした相手、君のせいだと。例えがうまく浮かばないので別界隈の持ってきます。
般若という大御所のラッパーがいます。
ドラマに映画など、多方面でも活躍していますね。
そんな彼が2009年に発表した最ッ低のMCという楽曲のhookでこんな歌詞があります。
『ギドラ ブッダ 雷 ペイジャー
オレが狂ったのは奴らのせいだ』
はい、これはどういうことかというと
ギドラ→キングギドラ
雷→雷家族
ペイジャー→MICROPHONE PAGER
という4つのヒップホップグループを聴いてラップを始めた般若さんが、あんたらのせいで俺はラッパーになったんだ!責任取れよ!というツンデレみたいなことを言っているんですね。
今回の僕が僕じゃないみたいだのサビはそれに近いものがあるのかなと感じました。
君のせいだ、などと言っておきながらその状況が嬉しい。どうしてくれるんだ、どうかしちゃったよ、君以外見えないんだもん。という惚気愚痴ですね。ああたまらんね。
こういう恋愛の渦中で自分に葛藤する、前向きな苦悩ラブソング。大好物なんです。
さらにはメロディーですよね。一見普通かなと思われがちなんですが、様々な音を駆使しているので聴いてて飽きない。バンドサウンドがベースにあるからしっかりとした聞き応えもあるし、明るい爽やかな感じだけど軽くないんですよね。ものすごく工夫がされている。
そこに6人の歌声ですよ。もう言うことなし。
そして僕が最も評価したいのはここ、このスクショ。
ここは大サビの
『笑えるな』
の所でパンと抜かれた森本慎太郎。
これ最強!
というのもYouTubeに上がっているMVは2番がありません。なので1番の後にラスサビという、ワンハーフ?みたいな感じの構図なんですけど、その中でサビの「笑えるな」の所で本当に笑ってるの、彼だけなんですよ。
ここがジャニーズイズムだよ!!!!!カメラでここ抜かれるから、どう表現するか。この歌詞の世界観をどう顔で表すか。
ここで微笑むっていうのは
「あーあ、お前に惚れちゃったよ、どうしてくれるんだよ」
みたいな、半ば諦めに近い笑いというか。犯人が追い詰められて笑うみたいな。「何がおかしい!」みたいな。もう笑うしかないよね。みたいな時の笑顔じゃないですか。これを歌番組じゃなくてMVでやっちゃうあたりよ!!!!
さらにここね。
「どうしてくれんだ」
の所の北斗が頭掻いてるんです。ここの表現も最高よね。髪ぐしゃぐしゃってして「どうするんだよこれ!」と葛藤している。今までの自分じゃないけど、それでもあの人が好きで、みたいな。ここもすごくいい。
そして僕が最も推したいのがこれです。
はい、推しです。急に推し贔屓かと思われるだろうなと察知したので言っておきますが、推し贔屓は若干ある。ごめん。
というのは嘘で、このMVの田中樹が結構目立つんですよ。
実際見てみると樹のソロはなく、おそらくラップもないと思います。2番は樹始まりなんですけど、YouTubeに上がってるMVだけ見たら彼のカットとパートは少ないと思うでしょう。
でも考えてみてください。
再三言っておりますが、この曲は恋愛で変わっていく自分との葛藤などを表現しています。君のせいで俺は変わったみたいな。
だけど最終的に「それで、ええねや。」と結論づけるハッピーな曲になっているんですが、樹の表情だけ見ると「おろろ?」となりませんか?
そうです、僕の見解としては、樹だけ前向きじゃないと思うんです。
今回のMVは数十枚の鏡が使われ、そこにメンバーや色とりどりな映像が投影されている、幻想的な空間が広がっています。
しかしMVで彼が抜かれているソロ、全体的に暗いシーンが目立ちます。後半にかけて他のメンバーは明るくなっていったりしますが、樹だけ暗さが目立つ。
これは決して「あたちの推しをもっと映ちてヨ!」などというピノコみたいな意見ではありません。
このMVの樹、男のプライドを描いているんじゃね?という説です。
水曜日のダウンタウンみたいになりましたが、恋愛をして変わっていくのは性格や感情だけじゃなく、プライドもそうです。
よく聞くじゃないですか。男には譲れないもんがある!みたいな。あれはだいたいプライドなんですけど。
おそらくこのMVの樹は「変わることを極端に恐れている」んじゃないかなと。
最終的にこの曲は
『君といる時間の自分が好きなんだ
それが本当の僕だ きっと』
と締めくくり、好きな人といる時の自分が正解なんだという流れになっています。
でもそれって、今までその好きな人と出会うまでの自分が不正解だったってことになりません?
まぁ僕は年がら年中捻くれているゴミクズ人間なんでそう思うだけかもしれませんが、もしそうだった場合、このMVでの樹。今までの自分が不正解だったことを認めたくない、みたいな表情なんじゃないかなって思えてきませんか??そうでもないですか????
何が言いたいかというと、これを聴いて受け取る感情に正解はないということです。
「これはこういうメッセージの曲だから!それ以外のメッセージ性なんてないから!」
という押し付けではなくて、「私はこう思う」「僕はこう思うな」という多様性を表現しているんじゃないかなと思ったんです。何だろうな、分かりやすく言うと
「信じるか信じないかは、あなた次第です」
ってことです。ハローバイバイ関。
これが恋愛の正解というわけでもないよ、という投げかけにも聞こえるなぁと思ったんですねぇ。
はい、結論を言います。
今回の「僕が僕じゃないみたいだ」はめちゃくちゃ名曲です。
一見王道なラブソングかと思いきや、何度も聴いたり何度もMVを見ていくと新たな発見があったりします。恋愛って人それぞれ、それがこの曲の本当のテーマなんだと思いました。
え?読書感想文みたいじゃん。なにこれ。
とにかく皆さん、今すぐに聴いてきてください。
SixTONES - 僕が僕じゃないみたいだ (Music Video) [YouTube Ver.]
単純に映像美もめちゃくちゃに美しいです。とにかくすごい曲。是非。
そして僕は過去にもSixTONESの記事を書いています。
こちらも是非是非、目を通してみてください。
あああと。僕趣味で小説書いているんですけど、この間松村北斗さんをモデルにした恋愛小説を書いたんです。
是非松村北斗さんを頭の中に浮かべながら読んでみてください。
ああこれ最後。これ本当に最後ね。
私昨年の11月にREC.というラジオアプリを始めたんです。
そこでSixTONESのことについて話すREC.を投稿したので、是非聞いてみてください。
はい、ごめんね宣伝多くて。
ということで皆さん是非この曲、「僕が僕じゃないみたいだ」を聴いて盛り上がりましょう!!!!!!
こんな終わり方だっけ。