ひとりごと。

色々吐き捨てるクソみたいなブログです

SixTONESの僕が僕じゃないみたいだを聴いてブチギレています。

どうも、CoDモバイルのバトロワで普通に強くなってしまった20代前半の男です。この間20キル達成したんですよ。それまでの最大キル数が19だったので、記録更新できたのはすごく嬉しいですね。

 

しかしそんな喜びも束の間。こんなもんがドロップされました。

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2021年、2月17日発売、4枚目のシングル。

「僕が僕じゃないみたいだ」

以下はMusic Videoの概要欄より引用

 

1stアルバムを経たSixTONES2の始まりとでも言うべき今作は、映画 「ライアー×ライアー」 主題歌。ウソから始まる、ありえない恋を描いた同映画の内容とリンクするように、自分が自分らしくいられないもどかしさをウソで繕おうとしてしまう男心を歌ったラブソング。

 

そのミュージックビデオも、やはり 「僕が僕じゃないみたいだ」 というタイトルを体現するかのような作品となっており、鏡やマジックミラーに、照明やプロジェクターを使用して映像を映し込むような撮影方法が採られ、メンバーの実像と虚像が入り混じるかのような映像演出が随所に散りばめられている。

 

サウンドも、ビジュアルも、これまでのSixTONESからは一線を画した作品でありながら、それでいてやはりSixTONESでしか表現できない儚い世界観をまとった、まさにSixTONES流、至極のポップソングが完成。』

 

はい。こちらは松村北斗さんと森七菜さんがダブル主演を務める映画、ライアーxライアーの主題歌でございます。いよいよ!メンバー主演映画の主題歌というステージ!!やりよったのお!!!

 

ということでYouTubeにMVが投稿され、こいつは見てみるしかねぇなと思ってバトロワもやらずに見てみたら、あたくし。

ブチ切れました。

 

なんだこの曲と。ちょっと今からつらつらとクレームを入れていきたいと思います。

 

 

①ジャニーズだよ!!!!!!

児島だよ!みたいな言い方だけど。

よく彼らを「ジャニーズっぽくない」という評価をする人たちがいます。そして今回の曲、今までとは打って変わって恋愛ソング。

ちょっとジャニーズっぽい!っていう人がコメント欄にいたんですけど、ここは僕声を大にして言います。文字の大きさも最大の200%にしてやる。

 

最初っから真っ当なジャニーズだろうが!!!!!!

 

まぁこれに関しては僕個人の意見なんで押し付けるといけませんから、あくまでも大きい独り言だと思ってください。ここでブログの名前の伏線を回収していくスタイル。

 

確かに彼らは今までジャニーズが輩出してきたグループおよび楽曲の中でも、かなり異彩を放っています。僕は以前彼らのデビュー曲、imitation rainをこう評価しました。

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チャッチャカチャーン!ストーンズ!っていう感じじゃないと。これが所謂ジャニーズっぽくないと言われる所以なんだと思います。分かりやすさみたいなところかな。

 

なんだけど、そもそも彼らはジャニーズJr.として長い下積みがあります。先輩グループの後ろで踊って、そこで色々得たものもあるでしょう。

じゃあそこで得た”色々”って何?

ってなってくると、それは「ジャニーズイズム」だと思うんです。

 

以前嵐の二宮さん(僕の推し!ずっとちゅきめろ!)がしゃべくり007に出演した際、ごくせんのオーディションを受けようとして事務所から「二宮はごくせんじゃないよ、金八先生だよ」と言われたというエピソードを話していました。

その際に「ジャニーズはどこかやんちゃ、ちょっと不良っぽいイメージがある」というふうに言っていたんですね。まぁもちろんそうじゃないイメージで売っているジャニーズもいますよ?キンプリが不良感出してたら嫌じゃないですか。国王政治に嫌気がさしたのかと思うし。

 

だけどやっぱりジャニーズの人でも「これがジャニーズやろ」っていうイメージがあると。そして彼らはそれを先輩を目の前にして見てきたと。

そこで「よし、不良っぽい感じ出せばいいんだな」じゃなくて、先輩が踊ったり歌ったり魅せたりしているところを「これがジャニーズクオリティーなんだ」という風に受け取って、自分の中でどう自分らしく磨いていくか。これが大事だと思うんですよ。俺ジャニーズじゃねぇけどさ。

 

だから彼らにも長年染み付いてきたジャニーズイズムがあるから、このクオリティーが楽しめるんです。だってこれをジャニーズじゃない人たちがやってたら正直どうかなと思いますもん。ジャニーズブランドの話ではなく、ジャニーズイズムの話です。先輩方の背中から学んだ精神が今彼らのオリジナルになっているから、見たくなるんです。

 

言いたいこと、伝わってる?多分無理か。

 

しかしまだ私は怒っています。続いてはこちら。

②どうしてこんなにビジュがいいんだよ!!!!!!

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もう…もうさぁ……あのさぁ………!!!!!!!!!!!!!!

 

ナンダコレーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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ふざけんな!!!!!!こちとら日本顔面御粗末会として根を張ってるっていうのに、なんだよこれ!!!おかしいだろ!!!!!!!!!!!

なんでこんなにイケメンなんだよバーーーーーーーカ!!!!!!!!!

 

いいですか?これは深刻な問題です。僕がこの6人の表情をやってもただのブスになるんですよ。

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どうですか。いわばこの曲を引っ張っていく存在の彼。松村北斗。なんでこんな寂しい表情すんの??何が欲しいの????

ずるいでしょこの流し目は!!!!!それでいて前髪がかかっている角度、量、全てがパーフェクト。太刀打ちできません。多分僕がこれを真似したら

「髪切れ」

「どこ見てんだ」

と言われます。松村北斗だから許される表情。

 

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オイオイオイオイオイオイ何その憂いてる感じ。もうなんですか、顔だけじゃなくてついには手もイケメンなんですか。どこまで欲張りさんなんですか。

この顔面、見てよ。彫刻やん。ルーブル美術館からパクってきたじゃん。多分僕がこれを真似したら

「そんな角度で腕時計見るな」

「指短いな」

と言われます。京本大我にしかできない、この角度に表情。

 

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はいやりやがった。何ですか!!!!!!!雨に濡れた柴犬やん。拾わざるをえないやつやん。切なそうでもありながら愛くるしさもある、アァッ。

こんな顔しておいて普段は天然ボケかましたり積極的に変なことしたりするんですよ。何だよそれ。やめてくれよ。多分僕がこれを真似したら

「こっち見んな」

「何ガンつけてんだ?あ?」

と言われます。森本慎太郎だからこその表情。

 

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AHーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

力強いだけじゃなくてこんな柔らかな表情まで出来ちゃう!詐欺です。こんなの聞いてないよ。ジェシーってやっぱり強さの中に脆さみたいなものがありますよね。これはそれが前面に出てきてる。押し寄せる。

そして普段はバカみたいな声で笑うんだよなぁ…喉に何人飼ってるの。多分僕がこれを真似したら

「口閉じろ」

と言われます。ジェシーの内側にある切なさだから成立するこの表情。

 

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はい有罪です。罪です。懲役刑です。

普段大人しめな子が見せる大人な表情、ジャン!ジャァン!!絶対これ手をこっちに差し伸べてるでしょう。ああ行かなあかんでこれは。多分僕がこれを真似したら

「fu◯k you」

と言われます。普段の性格とのギャップがあるからより輝く髙地優吾。

 

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待ってましたぁぁぁぁぁぁアァァアアァァァァァァァアアッァァァァァァァアァァァ僕の推しぃぃぃぃイイイィィィィッィィイィィィィィッィィィッッィィィィ!!?!!!!?!??!!!!

もうなにこれ、鏡に映ってるから4人いるやん。4樹やん。紫綬褒章あげたい。普段はラップでゴリゴリで、なおかつグループの仕切りもやる彼が、何この表情……泣かないで………。多分僕がこれを真似したら

「ピアスあけんな」

「髪染めろ」

と言われます。僕の推し!!!!!トレビアンッ!!!!!!!!!

 

なんと恐ろしいことにここまで3000字、キモい文章で書いてきましたけど。ここからは少し真面目に書きたいと思います。とは言いつつも多分途中で挫折する。またキモくなるけど許してね。

 

③これぞストクオ

僕は以前彼らのクオリティーSixTONES quality、縮めてストクオと略しました。どこにも流行らなかったやつね。

ただ前回のシングルよりもそのストクオが上がっているんですよ。だから今回も流行りもしない言葉を多用させてください!!

 

まずは歌詞。

僕こういう歌詞好きなんですよ。小学生の頃から作詞が趣味だったんですけど、明るいメロディーに苦悩や葛藤が見える歌詞がすごく好きで。

やっぱりサビですよね。

 

僕が僕じゃないみたいだ

笑えるな、君のせいだ

どうしてくれんだ

どうかしてんだ

君以外はもう見えない

 

恋を知って「今までのワシとちゃうやないか…」という自分との葛藤。そしてそれは全て恋をした相手、君のせいだと。例えがうまく浮かばないので別界隈の持ってきます。

般若という大御所のラッパーがいます。

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ドラマに映画など、多方面でも活躍していますね。

そんな彼が2009年に発表した最ッ低のMCという楽曲のhookでこんな歌詞があります。

『ギドラ ブッダ 雷 ペイジャー

オレが狂ったのは奴らのせいだ』

はい、これはどういうことかというと

ギドラ→キングギドラ

ブッダBUDDHA BRAND

雷→雷家族

ペイジャー→MICROPHONE PAGER

という4つのヒップホップグループを聴いてラップを始めた般若さんが、あんたらのせいで俺はラッパーになったんだ!責任取れよ!というツンデレみたいなことを言っているんですね。

 

今回の僕が僕じゃないみたいだのサビはそれに近いものがあるのかなと感じました。

君のせいだ、などと言っておきながらその状況が嬉しい。どうしてくれるんだ、どうかしちゃったよ、君以外見えないんだもん。という惚気愚痴ですね。ああたまらんね。

こういう恋愛の渦中で自分に葛藤する、前向きな苦悩ラブソング。大好物なんです。

 

さらにはメロディーですよね。一見普通かなと思われがちなんですが、様々な音を駆使しているので聴いてて飽きない。バンドサウンドがベースにあるからしっかりとした聞き応えもあるし、明るい爽やかな感じだけど軽くないんですよね。ものすごく工夫がされている。

そこに6人の歌声ですよ。もう言うことなし。

 

そして僕が最も評価したいのはここ、このスクショ。

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ここは大サビの

『笑えるな』

の所でパンと抜かれた森本慎太郎

これ最強!

というのもYouTubeに上がっているMVは2番がありません。なので1番の後にラスサビという、ワンハーフ?みたいな感じの構図なんですけど、その中でサビの「笑えるな」の所で本当に笑ってるの、彼だけなんですよ。

ここがジャニーズイズムだよ!!!!!カメラでここ抜かれるから、どう表現するか。この歌詞の世界観をどう顔で表すか。

ここで微笑むっていうのは

「あーあ、お前に惚れちゃったよ、どうしてくれるんだよ」

みたいな、半ば諦めに近い笑いというか。犯人が追い詰められて笑うみたいな。「何がおかしい!」みたいな。もう笑うしかないよね。みたいな時の笑顔じゃないですか。これを歌番組じゃなくてMVでやっちゃうあたりよ!!!!

 

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さらにここね。

「どうしてくれんだ」

の所の北斗が頭掻いてるんです。ここの表現も最高よね。髪ぐしゃぐしゃってして「どうするんだよこれ!」と葛藤している。今までの自分じゃないけど、それでもあの人が好きで、みたいな。ここもすごくいい。

 

そして僕が最も推したいのがこれです。

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はい、推しです。急に推し贔屓かと思われるだろうなと察知したので言っておきますが、推し贔屓は若干ある。ごめん。

 

というのは嘘で、このMVの田中樹が結構目立つんですよ。

実際見てみると樹のソロはなく、おそらくラップもないと思います。2番は樹始まりなんですけど、YouTubeに上がってるMVだけ見たら彼のカットとパートは少ないと思うでしょう。

でも考えてみてください。

 

再三言っておりますが、この曲は恋愛で変わっていく自分との葛藤などを表現しています。君のせいで俺は変わったみたいな。

だけど最終的に「それで、ええねや。」と結論づけるハッピーな曲になっているんですが、樹の表情だけ見ると「おろろ?」となりませんか?

 

そうです、僕の見解としては、樹だけ前向きじゃないと思うんです。

今回のMVは数十枚の鏡が使われ、そこにメンバーや色とりどりな映像が投影されている、幻想的な空間が広がっています。

しかしMVで彼が抜かれているソロ、全体的に暗いシーンが目立ちます。後半にかけて他のメンバーは明るくなっていったりしますが、樹だけ暗さが目立つ。

これは決して「あたちの推しをもっと映ちてヨ!」などというピノコみたいな意見ではありません。

 

このMVの樹、男のプライドを描いているんじゃね?という説です。

水曜日のダウンタウンみたいになりましたが、恋愛をして変わっていくのは性格や感情だけじゃなく、プライドもそうです。

よく聞くじゃないですか。男には譲れないもんがある!みたいな。あれはだいたいプライドなんですけど。

おそらくこのMVの樹は「変わることを極端に恐れている」んじゃないかなと。

最終的にこの曲は

『君といる時間の自分が好きなんだ

それが本当の僕だ きっと』

と締めくくり、好きな人といる時の自分が正解なんだという流れになっています。

 

でもそれって、今までその好きな人と出会うまでの自分が不正解だったってことになりません?

 

まぁ僕は年がら年中捻くれているゴミクズ人間なんでそう思うだけかもしれませんが、もしそうだった場合、このMVでの樹。今までの自分が不正解だったことを認めたくない、みたいな表情なんじゃないかなって思えてきませんか??そうでもないですか????

 

何が言いたいかというと、これを聴いて受け取る感情に正解はないということです。

「これはこういうメッセージの曲だから!それ以外のメッセージ性なんてないから!」

という押し付けではなくて、「私はこう思う」「僕はこう思うな」という多様性を表現しているんじゃないかなと思ったんです。何だろうな、分かりやすく言うと

「信じるか信じないかは、あなた次第です」

ってことです。ハローバイバイ関。

これが恋愛の正解というわけでもないよ、という投げかけにも聞こえるなぁと思ったんですねぇ。

 

 

はい、結論を言います。

今回の「僕が僕じゃないみたいだ」はめちゃくちゃ名曲です。

一見王道なラブソングかと思いきや、何度も聴いたり何度もMVを見ていくと新たな発見があったりします。恋愛って人それぞれ、それがこの曲の本当のテーマなんだと思いました。

え?読書感想文みたいじゃん。なにこれ。

 

とにかく皆さん、今すぐに聴いてきてください。


SixTONES - 僕が僕じゃないみたいだ (Music Video) [YouTube Ver.]

 

単純に映像美もめちゃくちゃに美しいです。とにかくすごい曲。是非。

 

そして僕は過去にもSixTONESの記事を書いています。

 

xmusic.hatenablog.com 

xmusic.hatenablog.com

xmusic.hatenablog.com

xmusic.hatenablog.com

xmusic.hatenablog.com

 

こちらも是非是非、目を通してみてください。

 

あああと。僕趣味で小説書いているんですけど、この間松村北斗さんをモデルにした恋愛小説を書いたんです。

estar.jp

是非松村北斗さんを頭の中に浮かべながら読んでみてください。

 

 

ああこれ最後。これ本当に最後ね。

私昨年の11月にREC.というラジオアプリを始めたんです。

rec.audio

そこでSixTONESのことについて話すREC.を投稿したので、是非聞いてみてください。

 

はい、ごめんね宣伝多くて。

ということで皆さん是非この曲、「僕が僕じゃないみたいだ」を聴いて盛り上がりましょう!!!!!!

 

こんな終わり方だっけ。