SixTONESのLifetimeを聴いて天に召された成人男性
どうも、朝は食べない派のLilyです。こんな名前ですが一応男性という性別をやっています。
そんな朝は食べない派の僕も苺朝食の興奮が冷めやらぬ中、また新たなMVがドロップされました。もう情報過多。家系バリバリ。
それがこちら。
"「一筋の光、世界に祝福を」
出光興産CMソング
ファーストアルバム「1ST」収録
荘厳な雰囲気の中、静かに歌い上げるSixTONES。
今回も完全ワンカットで撮影された、珠玉のバラードを是非ご覧ください。”
はい、1STというアルバムに収録されているこの曲のMVです。
夜お酒を飲みながら「新MVやんけ見なアカン!」と思ってレモンサワーを片手に視聴したところ
天に召された思いになりました。
そんなこのMVの魅力、勝手な自己満で書き殴っていこうと思います。これを読んでいる方は一度瞑想をしてから続きを読んでくださいね。いらねぇか。
1.”全員”への歌
こういった壮大なバラードって、歌詞の捉え方が人それぞれだと思うんですね。
RAM-PAM-PAMだったらビートにのって騒ごうぜ!とかすぐに理解できたりしますが、これはいわば抽象的な歌詞というか、その人その人で受け取り方がだいぶ違ってきます。
だからこそこの曲は、”全員”への歌だと思うんですね。
・現在恋をしている人
・現在頑張っている人
・現在苦しんでいる人
・彼らのファンである人々
ざっと挙げてみてもこんなにも対象の幅が広い。
まず何と言っても注目したいのが、一番下のSixTONESですよ。
この曲はおそらくSixTONESの歴史も表しているんじゃないかなと思うんですね。
2012年から放送された私立バカレア高校というドラマから始まった6人としての形。
まだ寄せ集めだったからこそ、円になって6人全員が向かい合う形。理解していくためには膝を突き合わせないといけません。
しかしバカレアが終わり、6人で揃う機会が減ってきた彼ら。
このままもう揃わないんじゃないか。何回かあったとしてもそれ以降は続かないんじゃないか。そんな不安を誰もが抱えていたと思います。
ただ、ジェシーが「やっぱり6人でやりたい。」と言い、再び彼らは集まります。
さらにここの歌詞が相まって余計に切ない。
With you right here,Everything is alright
(一緒にいよう、何もかもうまくいく。)
俺らなら大丈夫だから、また一緒になろうよ。そんなジェシーの懇願している感じというか、彼の一声と希望がなければ彼らが再び引き合うことは無かったんだなぁと思います。
今度は円ではなく、横一列。無理に膝を付き合わさなくても、もうお互いがお互いを理解し合っているからこそ、横一列。
そしてここで降る花びらは、デビューを祝福しているんじゃないかなと。
無理に理解しようとして、最初は離れて、だけどまた集まって、今度は寄せ集めではなくチームとして、横一列になって進んで行く。
そして今度は慎太郎から順に教会を出て行く。
これは僕が思うに、”どこに行っても、行き着く場所はSixTONESである。”ということを示唆しているんじゃないかなと。
そして5人が先に出て行くのは「分かっているから」なんじゃないかと。
もう離れないから、もうこの6人でうまくいくことは分かっているから、グループだけじゃなくソロの活動が目立ってきても最終的に帰る場所はSixTONESであり、そこでファンに恩返しをするという…
まぁラフに言えば「いちいち言わんでええわ、分かっとるわ!俺らならうまくいくわい!」っていう信頼関係が見える気もします。
そしてジェシーはまた1人になります。
ただここは、冒頭と同じ歌詞を同じ人が歌っているにも関わらずまるで意味合いが違うんじゃないかなと思うんですね。
Don’t be scared,Take my hand
I’ll hold you down to the end
(怖がらなくていい、僕の手を取って。
最後まで君を守ってあげる。)
冒頭のこの歌詞は、ジェシーからSixTONESのメンバーに言ったものなんじゃないかなと。
不安だらけかもしれない、この先に華々しい生活が待っているなんて分からない。だけど俺たちなら上手く行く気がする。
そんなあやふやな希望から始まっていくのではないかと。
そして最後のジェシーのパート。
Don’t be scared,Take my hand
I’ll hold you down to the end
(怖がらなくていい、僕の手を取って。
最後まで君を守ってあげる。)
最後のここの部分は、ファンに向けて言っているんじゃないかなと。
デビューを果たし、今はドラマや舞台、バラエティー番組でも多方面で活躍する彼ら。輝く場所が各々違ったとしても帰ってくる場所はSixTONESである。
だから、もう離れ離れになることはないから、「怖がらなくていいよ。」と言ってくれているんじゃないかなと思うんですね。
永遠って無いじゃないですか。
「ずっとこのメンバーでいてほしい!」
「ずっとこのグループでいてほしい!」
ってファンなら誰もがそう思いますが、非情にもそれが叶うことってほぼないというか。いずれは終わりが来てしまうものです。
つまり我々ファンが思う「永遠」っていうのは、あくまでも「自分が生きている間」だと思うんです。これはワガママだけど仕方がないというか。「俺が応援してる時はずっとそれでいてくれよな!」みたいな、人間臭い感じだと思うんですよ。
しかしメンバーも人間です。
いつか夢ができたり、もしかしたらメンバー間ですれ違ったり、様々な理由でメンバーが脱退したり、グループが活動休止や解散してしまうこともあります。
だからファンは怖いんです。いつか去ってしまうんじゃないか、いつか離れ離れになるんじゃないか。僕もそんな思いをしましたよ。ずっとあるものだと思ってたグループが華々しく活動休止をして、リアルに目眩がしました。
そのグループのある曲のとある歌詞が個人的に刺さったんですね。
「きっと永遠じゃないから眩しく輝いた」
いつか終わってしまうから、その分眩く輝いていこう。これがグループ、アイドルや自分の好きなコンテンツを推す上で重要になってくるんだなぁと改めて気付かされました。
そんな不安と希望に満ちた推し生活だと思うんですよ我々って。
だからこそ
「怖がらなくていい、僕の手を取って。最後まで君を守ってあげる。」
というのは、誰かを応援する恐ろしさを和らげてくれたように感じました。
アイドルとしての歴史、姿勢を表す名曲だと思います。真面目に書いたね。
2.教会である意味
MVのロケ地は結婚式場で使われるセレス高田馬場という場所らしいです。羨ましいですね、僕は生涯結婚しないと思うので。
まぁ言ってしまえば教会ですよ。ウェディングチャペルっていうんですか?無縁の言葉すぎて打つのに2分かかったわ。胸がギュゥウゥン。
そんなことはどうでもよくて、教会である意味が何なのかということなんですよ。結婚ソングにしては壮大すぎるよな…と思いますよね。しかしこの曲のMVは教会じゃないといけない理由があるといいますか。まぁ僕が勝手に思ってることなんで「いやたまたま空いてたからw」って理由かもしれませんがね。
「疲れた者、重荷を背負う者は、誰でも私の元に来なさい。休ませてあげよう。」
これは2000年前、イスラエルでイエスキリストが人々に語りかけたセリフです。
そもそも教会って何やねんボケという方に説明しますと、イエスってもうむちゃくちゃ心が広い人なんですよ。
彼の考えは
「神様って俺らの親父やねん、親父だから俺らが苦しんでたら一緒に苦しんでくれんねん。そんでもって神様が親父ということは、俺らは兄弟っていうことやねん。どんなに遠く離れていても、どんな悪さをしていたり差別を受けていたりしても、我々は皆神の子供で、俺ら全員兄弟や!せやから不安にならんといてや!」
みたいな感じです。これをイエスは色々なところでこれを言って、それが嬉しくて皆イエスの考えに賛同したんすよね。
ただ一部のユダヤの社会的、宗教的指導者たちから反感を買い、イエスは処刑されてしまいます。
彼が亡くなってから3日後、墓にいるはずのイエスの遺体が突如として消え、排斥されて過ごしていたイエスの弟子たちの所にフラーっと現れるんですよ。「おひさー」みたいな感じで。そこでイエスは弟子たちと飯食っては教えを説いてっていう日々を送ります。これをキリスト教では「復活」っていうんですね。
やがて復活してから40日後、「ぼちぼち天に行かなあかんわ」と言って彼が消えた後、弟子たちは様々な人々にこの事を話したんです。それを聞いて「おおほんまか、それはすごいなぁ。」とイエスを信じ、人々が集まりました。
それを「教会」と呼びます。
僕最初にこの曲を全員への歌と言って、箇条書きにしましたよね。
・現在恋をしている人
・現在頑張っている人
・現在苦しんでいる人
この3つ、これって地球上のほぼ全員じゃないですか。
イエスって人、全部受け入れてくれるんですよ。
聖書には「私たちすべての人が罪を犯し、悪い行いに身を委ねた。」と書かれており、つまりは俺らって全員罪人で、誰かに救ってもらわないといけないわけよ。万引きしたらお母さん来てくれて謝ってくれるみたいなやつ。違ったらごめん。
ただイエスはんは俺らの罪を全部かばってくれて死んだわけ。イエスはそのために生まれてきたというわけ。
つまりイエスは「全てを受け入れてくれる」存在であり、それを語るコミュニティーが教会というわけです。
よく聞くじゃん。懺悔って。「俺こんなことしたんや…許して…」って教会で言って許されて貰うってやつ。あれよ。
つまりこの曲のMVが教会で撮られたということは、今我々が後悔していたり許してもらいたいことを全て受け入れてくれる、全員に「大丈夫だよ。」と寄り添ってくれる、っていう意味の曲なんじゃないかなと推測できるわけですね。
あーカトリック系の幼稚園通っててよかった。よく主我れを愛す〜って歌ってたし。まだガキンチョだった僕はその当時「シュワレってアイスがあるのか、うまそうだな!」とか思ってましたけど。今ようやくその時の教えが役に立った気がしますわ。サンキュー、イエス。
3.かっこよ
はい、ここまでは真面目にこの曲について考えてきましたが、そろそろ考えるのはやめてアホになろうと思います。ビバ、3の倍数。
なんだこのフェイスライン!!!!!!!!!!!対抗できんやん!!!バ、バーカバーカ!!!!!!!これしか言えんわ!!!!!!!!!
こんな細い喉からあんな透き通った歌声とAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!って笑い声が出るんだから、声帯ってすごいよな。
ピィッィイィッィィィィィィィィッィィアッス!!!!!!!!!!!!!(訳:慎太郎くんピアス似合っててかっこいい!)
あと改めて思ったんですけど、彼歌上手すぎませんか?甘い声だな〜とは思ってたけどこの曲のここ、むっちゃ切ない。自分の歌声が好きじゃないとか言ってるけどビビるほどうまいやん。ガタイ良くて天然な雰囲気もあるのに、いざ歌ったら横に広がる清流みたいに透き通ってる。すごいよ。
はい、ここはもう坊ちゃんの真骨頂よ。
歌上手い人なんて意外にも多いですが、彼のように腹からでも喉からでもない、全身を使った歌声っていうのは限られてくると思います。知らんけど。彼はまさに全身を駆使して声を出している気がするので、だからこそ音程の幅も広いし、声が綺麗な曲線を描いているように聞こえるんですよね。スンバラスィ。
はい!!!!ここ僕のお気に入りポイント!!!!!!歌いながらジャケット閉めちゃうのこの子!!!!!!寒いんでしょうか!!!!!!!
しかしボタンを留めることはなく、ふわっとしてる。ああ…こういう所作がたまらんのよ彼…
高地って良い意味で歌声のバランサーというか。声量もあるし歌声も透き通ってて綺麗なんだけど、そのスキルを持っているからこそグループの歌声を綺麗にバランス整えてくれる気がします。あとかっこいいです。何その切ない表情やめてよ。拾いたくなる。あれ、拾えない…なんで……
はい!!今日も推しが大優勝だゾッ!!!!!!
樹ってラップのイメージが強いけど歌声でいうと一番好きなんですよ。推し贔屓だって?うるせぇ。
彼はラップしてる時の声は高級な紙ヤスリって感じで、ざらりとしていても不快感がない低音だと思います。そして歌っている時の声は音色の深いギターなんですね。低くくぐもった音から透き通るような高音まで、意外にも幅広くやってのける。
そして!!顔!!!!!!
アーーーーーッ!!!お客様!お客様!!!当店でそのような良い顔で歌うのはやめていただけませんか!!!!!!!苦しそうに歌う、感情がこもってる!!!スゴクイイ!!!!!!!!この眉間に寄ったしわがもう本当に素晴らしくてやっぱり怖い印象とかあるかもしれないけど感情を込めて歌う時のこの表情が本当に大好きでうんっヒアまじでなお本当にjr偏愛位というbんおっhdッジャr毛j者jなノアにバウr米あるrneairnoabifabeuanarabirjaiファラan未来は明るいか〜いwwwwwwwwwwwwwwwwww
Will you marry me?
ここよ…
トゥーズィーエーーーーンド
じゃなくて
トゥーズィーエーッヘェ〜〜〜ンド
って感じ!文字にしたらバカみたいだけど!!分かるでしょ!!!
こんなに清々しい顔で気持ちよく歌ってくれたらもう言うことねぇわ。やっぱこいつ強いわもうダメだ。SixTONES強い。
ハァ…
Amazing!!!!!!ではさ、「お前ら絶対裏切らないから」って言ってた人たちがさ、数年後にオリジナルアルバムの中の曲で「最後まで君を守ってあげる」って言ってんのよ…この経過よ……言葉は違えど思いは変わらないのよ……俺Amazing!!!!!!聞いた時最初「オーマイガー絶対裏切らないから」って言ってるもんだと勘違いして「何に驚いてんねん」とか思ってたけど、違うんよ…彼らは変わらず僕らを支えてくれているのよ……
はい…もう一度貼っとくわもう……全人類3億回は見て………
こんな素晴らしい曲紹介の後に申し訳ねぇんですがね、あたくし樹をモデルにリアル×リアルという恋愛小説を書いたんですよ。えちえちだけど。
結構SixTONES要素も多く詰め込んでいるので是非ということで、また何かMVがドロップされることを願って終わりたいと思います。
他にもSixTONESに関する記事上げているので、そちらも是非。
お相手はクソキモ男でした。