枯れた草木を踏みしめ、垂れ下がった枝をかき分けながら目の前に見える小さな光へと進んで行く。近づいているようで遠ざかるその感覚に包まれて一時間が経過していた。既に喉は痛み、声を出すことすら困難になっていた。肩からかけたマシンガンを支える両手…
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